最近、ツイッターやGoogleニュースなどでも話題となっている「ハイスペックミラーレス一眼」。
もうめちゃくちゃ綺麗な写真が撮れるので、プロフォトグラファーも使っているほど高機能に進化しているカメラですが、カメラ初心者からしたら「小さいと言ってもデカいし重い。さらには操作を覚えなくちゃいけない。しかもめちゃくちゃ高価」で、どんどん手が出しにくいカメラに向かっているような気が・・・。
個人的には「sony α7RⅢ」を使用しているのでハイスペックカメラは大歓迎ですが、カメラデビューを目指している方にとってはハードルが高いというのが現状。
ということで今回は「一眼レフでは重すぎるし、ミラーレスほどの高画質は求めない。もっと気軽に写真を撮りたい。でもスマホはちょっと。でも綺麗な写真が撮りたいんだよね。」という、わがまま満載な方におすすめしたい「気軽に美しく世界を切り撮ることができる高級コンデジおすすめ9選」をご紹介したいと思います。
一言に”高級コンデジ”と言っても、Canon、Sony、Fujiなどのメーカーさんによって性能が全然違うため、仕上がる写真も大きく異なります。
では、まず最初に“高級コンデジを調べる時のポイントと選び方”から紹介していきましょう。
Contents
自分にピッタリの高級コンデジを見つける選び方
① コンデジのコンパクト性(重量)で選ぶ
一つ目のポイントは、コンデジ最大の利点となる「コンパクト性」。
ミラーレス一眼などに比べ、横縦の割合が2~3cm程度小さくなっているので、機種によってはポケットに入るほどのコンパクトさ。
また、重量も300g~400g程度の製品が主流となっており、片手での撮影も楽に行うことができます。
ローアングルからの撮影や、手を伸ばしたハイアングルからの撮影も手振れしにくいのが利点。
そんなコンパクト性を重視で選ぶならおすすめしたいのが下記の2機種。
どちらも200g台の超軽量ながら高級コンデジの名前に恥じない素晴らしい描写力を備えており、旅行だけでなくスナップ写真にもピッタリ。
常にカバンの中に入れて起きたいカメラになるはず!
② コンデジのセンサーサイズで選ぶ
二つ目のポイントは、カメラ内部に搭載されているセンサーサイズ。
高級コンデジは、一般的なミラーレスカメラなどと違い、センサーサイズが機種によって大きく異なります。
ただ、センサーサイズが大きくなればなるほど高額になる傾向があり、高級コンデジの域を超えてくる価格の製品もあります。
ちなみに、センサーサイズというのは「光を取り込むためのセンサー部分のサイズ」を示しており、基本的にはセンサーサイズが大きい方が色や光などを忠実に再現することができます。
つまり、「価格にはこだわらないから気軽にプロみたいな写真が撮りたい」という方向けのコンデジということになります。
そんな方におすすめなのが下記2機種。
どちらもフルサイズのセンサーを搭載しており、高級コンデジの中では最高クラスのカメラです。
しかも、プロカメラマンのサブ機としても採用されていることもあり、気軽に撮影するだけでも非常に綺麗で繊細な写真を撮ることができます。
個人的にも一度は手にしてみたいコンデジの一つです。
③ コンデジのデザインで選ぶ
高級コンデジにコンパクト性や綺麗さを求めることもありますが「ともかくデザインがおしゃれでコンパクトなカメラが欲しい」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが下記2機種。
1つ目の「LEICA C-LUX」は、あの超高級カメラブランド「LEICA ライカ」から発売されているということもあり、洗練されたデザインでめちゃくちゃおしゃれ。
持っているだけで注目されること間違いないカメラです。しかもコンデジということで比較的手の出しやすい価格。
2つ目の「FUJIFILM X100F」は、レトロクラシックなデザインが多くのファンを獲得している女性に人気の高いコンデジ。
撮れる写真もフジフイルム独特のレトロな色調なので、インスタグラムなどの見かけることも多い印象です。
その他にも色々な特徴がありますが、ここからは最新の人気高級コンデジの種類と詳しいスペックをご紹介したいと思います。
【最新】美しく世界を撮る”高級コンデジ”おすすめ9選
LEICA Q Typ 116
メーカー | Leica / ライカ |
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センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2630万画素(総画素) 2420万画素(有効画素) |
焦点距離 | 28mm |
F値 | F1.7 |
最短焦点距離 | 30cm(標準) 17cm(マクロ) |
本体重量 | 590g | その他 | 記録メディア:SDカード、液晶モニター:3インチ、手ブレ補正:光学式 |
2016年10月に「Laica / ライカ」から発売されたコンデジの最高峰と言われているのが「Q Typ 116」。
デザインの良さと描写力、表現力の豊かさは高級コンデジの中でも最高峰
コンデジというのは、基本的に「ミラーレス一眼や一眼レフには劣る」とされていますが「Laica Q Typ 116」は全く違います。
ライカの特徴される”深い黒色”の表現はもちろん、フルサイズセンサーで色や光の再現性は抜群。
シャープで透き通るような表現力を備えつつも、どこか悲しげな印象を与えてくれる写真を撮ることができます。
もちろん、カメラが良ければ誰でも写真が撮れるというわけではありませんが、気軽にいい写真を撮れるカメラを探している方には本当におすすめです。
ただ、目が飛び出るほど高級なので予算に超余裕がある方向けです。
LEICA Q Typ 116
Update Date –
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LEICA C-LUX
メーカー | Leica / ライカ |
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センサーサイズ | 1型MOS |
画素数 | 2090万画素(総画素) 2010万画素(有効画素) |
焦点距離 | 24mm~360mm 光学ズーム15倍 |
F値 | F3.3~F6.4 |
最短焦点距離 | 50cm(標準) 3cm(マクロ) |
本体重量 | 340g | その他 | 記録メディア:SDカード、液晶モニター:3インチ、手ブレ補正:光学式5軸 |
「予算抑え目でなんとかライカのカメラが欲しい」という方におすすめなのがこちらの2018年発売の「LEICA C-LUX」。
【2018年発売】ライカ最新のコンパクトデジタルカメラ
「ライカのコンデジならこんなにも情緒ある描写をしてくれるのか」と思わせてくれる圧巻の写り。
光学15倍ズーム搭載なので、スマホよりやや広い24mmの画角で綺麗な景色を撮影した後、遠くの海外で遊んでいる子供の写真をアップでを撮る、なんてことも可能。
日常のワンシーンから旅先のあらゆるシーンまで、このカメラ一台ですべて完結できるのが魅力です。
また、価格は抑え目ながらライカの秀逸なデザインフォルムと質感はそのまま。写りとデザイン性の両方を備えた高級コンデジにふさわしい仕上りです。
LEICA C-LUX
Update Date –
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SONY サイバーショット DSC-RX100M6
メーカー | SONY / ソニー |
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センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2100万画素(総画素) 2010万画素(有効画素) |
焦点距離 | 24mm~200mm 光学ズーム8倍 |
F値 | F2.8~F4.5 |
最短焦点距離 | 8cm(標準) |
本体重量 | 274g | その他 | 記録メディア:SDカード、液晶モニター:3インチ、手ブレ補正:光学式 |
2018年6月に発売されたソニーの最新コンデジ「サイバーショット DSC-RX100M6」。
コンデジの中でも随一の機能性と携帯性は旅行用としてベスト
「コンデジの中でコストパフォーマンスが良い製品はどれ?」と聞かれたら真っ先に頭に浮かぶのが「SONY サイバーショット DSC-RX100M6」。
様々なシーンをカバーしてくれる「焦点距離 24mm~200mm」というとても広い画角と、対象物を追従してくれるAF(オートフォーカス)性能の高さなど、機能性では他社の追随を許さないクオリティの高さ。
さらに、意外と設定できるカメラが少ない「ISO AUTO 低速限界」の設定が可能なので、ノイズの少ない写真を誰でも気軽に撮影することができます。
しかも、最大4.0段の光学式手振れ補正付き。
レンズは、ドイツの有名レンズメーカー「ZEISS / ツァイス」の高い品質基準をクリアした「ツァイス バリオ・ゾナー T*レンズ」を使用。
透明感のあるクリアな描写を楽しむことができます。
価格と機能性のバランスだけで考えるならコンデジ最高クラスだと思います。コスパ最高。
「気軽に持ち出せる高機能なコンデジが欲しい」という方は是非候補の一つとしてチェックしてみてください。
SONY サイバーショット DSC-RX100M6
Update Date –
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SONY サイバーショット DSC-RX1RM2
メーカー | SONY / ソニー |
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センサーサイズ | 1型CMOS |
画素数 | 4360万画素(総画素) 4240万画素(有効画素) |
焦点距離 | 35mm デジタルズーム:8 倍 |
F値 | F2 |
最短焦点距離 | 30cm(標準) 20cm(マクロ) |
本体重量 | 480g | その他 | 記録メディア:SDカード、液晶モニター:3インチ |
フルサイズセンサーを備え超高画質にこだわった高級コンデジ「SONY サイバーショット DSC-RX1RM2」。
ミラーレス一眼クラスを写りをコンデジで味わいたい人のための超高画質カメラ
「高級コンデジでミラーレス一眼ぐらい綺麗に撮れるカメラってないの?」
そんな疑問を解消してくれるのが、コンデジでありながら「4360万画素」という驚異的な画素数を備えている「SONY サイバーショット DSC-RX1RM2」。
プロカメラマンのサブ機としても扱われることがある高機能なカメラで、撮影された写真のクオリティはミラーレス一眼の入門機よりもはるか上。
写りだけで選ぶなら間違いなくおすすめしたい高級コンデジです。
ただ、一般的なコンデジよりも重量が「200g」程度重いため、コンデジ最大の利点である”携帯性”は低め。
それでもミラーレス一眼などと比べると軽量となっているので、コンデジとミラーレスの中間に位置すると思えば悪くない印象です。
プロ機に近いイメージのコンデジなので「写真を撮った後に編集したい」「一眼レフクラスの写真を気軽に撮りたい」、そんな方におすすめとなっています。
SONY サイバーショット DSC-RX1RM2
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FUJIFILM X100F
メーカー | FUJIFILM / フジフイルム |
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センサーサイズ | APS-Cサイズ |
画素数 | 2430万画素(有効画素) |
焦点距離 | 35mm |
F値 | F2 |
最短焦点距離 | 10cm(標準) |
本体重量 | 419g | その他 | 記録メディア:SDカード、液晶モニター:3インチ |
ミラーレス一眼の中でも高い人気を誇るFUJIFILMの中でも「携帯性と描写力のバランスが良い」とされているのが2017年に発売された高級コンデジ「FUJIFILM X100F」。
フジならではの情緒ある写りを楽しめるおしゃれコンデジ
フジフイルムのカメラは総じて「レトロ」「情緒のある写り」と称されることが多く、インスタグラムなどのSNSでも人気を獲得していますが、これはミラーレス一眼に限ったモノではなく、コンデジである「FUJIFILM X100F」も同様に味のある写りをしてくれます。
「F2」というとても明るいレンズを搭載することで暗闇にも強く、日中は雰囲気のあるボケ描写を楽しむことができます。
しかも、最短焦点距離は「10cm」なので、店内で料理を撮影する、花をアップで撮影したい、といったシーンでも気軽に使うことができます。
その他にも、「カメラ本体のクラシックなデザインがおしゃれ」として人気となっており、若い女性からおじさんまで幅広い年齢層から支持を集めています。
持っていてもおしゃれ、撮影してもおしゃれなコンデジを求める方におすすめです。
FUJIFILM X100F
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CANON PowerShot G1 X Mark III
メーカー | CANON / キャノン |
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センサーサイズ | APS-Cサイズ |
画素数 | 2580万画素(総画素) 2420万画素(有効画素) |
焦点距離 | 24mm~72mm 光学ズーム:3 倍 |
F値 | F2.8~F5.6 |
最短焦点距離 | 10cm(標準) 10cm(マクロ) |
本体重量 | 375g | その他 | 記録メディア:SDカード、液晶モニター:3インチ、手部ブレ補正:光学式 |
Canonから発売されているコンデジの中で最もハイスペックなのがこちらの「CANON PowerShot G1 X Mark III」。
APS-Cセンサー内臓かつ軽量に仕上げた定番キャノンのフラッグシップ
コンデジの中では非常に大型となる「APS-Cセンサー(フルサイズより一つ小さいサイズ)」を内蔵したモデルで、画素数「2420万画素」もほどよいバランス。
それでいて「本体重量375g」というのは、かなり軽量化を図ったモデルと言えます。
ただ、デザインがおじさんっぽく、かつ「F値 2.8~F5.6」という機能性の低さは正直残念。
金額的にも「高級コンデジ」と言われるぐらいの価格なのでコストパフォーマンスが悪く感じます。
個人的にはあまりおすすめしたいとは思えない高級コンデジです。
CANON PowerShot G1 X Mark III
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LUMIX DC-LX100M2
メーカー | Panasonic / パナソニック |
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センサーサイズ | 4/3型(フォーサーズ)MOS |
画素数 | 2177万画素(総画素) 1700万画素(有効画素) |
焦点距離 | 24mm~75mm 光学ズーム:3.1 倍 |
F値 | 1.7~F2.8 |
最短焦点距離 | 50cm(標準) 3cm(マクロ) |
本体重量 | 350g | その他 | 記録メディア:SDカード、液晶モニター:3インチ、手部ブレ補正:光学式 |
近年、カメラの開発に力を入れてきているパナソニックから2018年10月に発売される最新コンデジがこちらの「LUMIX DC-LX100M2」。
大口径レンズでボケのある写真を楽しめる高級コンデジ
個人的には「LUMIX=他社より機能が低い」というイメージがありましたが、こちらの「LUMIX DC-LX100M2」を見る限りとても高機能で魅力的なカメラに仕上がっているように感じています。
特にレンズの明るさを表す「F値」に関しては、超高級コンデジとして紹介した「LEICA Q Typ 116」に匹敵する「F1.7」で撮れるレンズを搭載。
(F1.7通しではないのでズーム機能を最大まで使った場合はF2.8となります。)
驚くほど明るいレンズを搭載しながらも、他社メーカーと同程度の価格で抑えて販売しているのは「高級コンデジのシェアを完全に奪いに来ているなぁ」という印象。
「個人的にも一度使ってみたい」と思わせてくれるほどの仕上がりです。
「綺麗なボケを楽しみたい」「暗いシーンでも撮影したい」という方には特におすすめしたいコンデジとなっています。
LUMIX DC-LX100M2
Update Date –
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SIGMA dp2 Quattro
メーカー | SIGMA / シグマ |
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センサーサイズ | APS-Cサイズ |
画素数 | 3300万画素(総画素) 2900万画素(有効画素) |
焦点距離 | 45mm |
F値 | F2.8 |
最短焦点距離 | 28cm(標準) |
本体重量 | 410g | その他 | 記録メディア:SDカード、液晶モニター:3インチ |
各メーカーのカメラに合わせた魅力的なカメラレンズを製造している「SIGMA / シグマ」から発売されている高級コンデジ「SIGMA dp2 Quattro」。
唯一無二の形状が目を惹くデザインと高彩度でシャープな高級コンデジ
シグマファンからは高い評価を得られている「SIGMA dp2 Quattro」は、高彩度でシャープな表現が得意なコンデジ。
粗さの中にパキッとした質感のある写真を撮ることができるので、フィルム調の質感が好きな人にはおすすめ。
基本的な性能では他社メーカーには敵いませんが、カメラ本体の独特な形状とフィルムとデジタルがミックスされたような描写はドはまりするかもしれません。
ただし、暗い場所はあまり得意ではなく、ノイズがふんだんにでるのでその辺は覚悟が必要です。
SIGMA dp2 Quattro
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RICOH GRII
メーカー | RICHO / リコー |
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センサーサイズ | APS-Cサイズ |
画素数 | 1690万画素(総画素) 1620万画素(有効画素) |
焦点距離 | 28mm |
F値 | F2.8 |
最短焦点距離 | 30cm(標準) 10cm(マクロ) |
本体重量 | 251g | その他 | 記録メディア:SDカード、液晶モニター:3インチ |
ポケットに入る超コンパクトスナップカメラの中でも最高峰と称される「RICOH GRII」。
わずか「251g」に「APS-Cセンサー」を内蔵で驚きの描写を実現
先日、同じGRシリーズの最新機種となる「GRⅢ」が発売となったため間もなく販売終了となるであろう機種ですが、コンデジとしての機能はまだまだ現役。
コンデジの中でも軽量な「251g」という本体重量の中に、一眼レフカメラでも使わる「APS-Cセンサー」を内蔵しているので解像度は申し分なし。
さらに、それだけ軽量なボディに「F2.8」の比較的明るいレンズも搭載しているのだから、もう文句のつけようがありません。
写りに関しても、GRシリーズ独特の情緒ある描写を表現しているだけでなく、単焦点ならではの綺麗なボケ感を表現できます。
ズームのない「広角 28mm」という画角ですが、景色から街撮りまで幅広く使うならとてもおすすめです。
ちなみに「28mm」という画角はスマホに搭載されているカメラとほぼ同じ画角。
高級コンデジのデビュー用にもおすすめしたいカメラとなっています。
RICOH GRII
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RICOH GRⅢ
メーカー | RICHO / リコー |
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センサーサイズ | APS-Cサイズ |
画素数 | 2424万画素(有効画素) |
焦点距離 | 28mm |
F値 | F2.8 |
最短焦点距離 | 10cm(標準) 6cm(マクロ) |
本体重量 | 257g | その他 | 記録メディア:SDカード、液晶モニター:3インチ |
最後に紹介するのは、上で紹介した超軽量コンデジ「GRⅡ」の後継機として2019年3月に発売された最高クラスの画質と軽さを実現する「GRⅢ」。
高級コンデジでは最軽量クラス「257g」で最高クラス「2424万画素」の画質を実現
まず、気になるのは「GRⅡ」とのサイズや重量の違い。
ざっと説明すると、重量は「6g」重く、本体サイズは横幅が「約8mm」、縦が「約1mm」、奥行が「約1.5mm」、「GRⅡ」よりも大きくなっています。これの差を大きいと感じる人は少ないと思いますが、若干サイズアップ。
ただ、大きくなった分のマイナスポイントを気にさせないぐらい「GRⅢ」では機能性が大きく進化。
解像度が「1620万画素」から「2424万画素」に向上。解像度が高ければいいというわけではありませんが、写真がシャープに仕上がったり、トリミングもしやすくなるので写真の楽しみ方が広がります。
また、待望されていた「4段階手振れ補正機能」を「GRⅢ」で初搭載。手振れが気になる「GRⅡ」ではシャッタースピードを細かく調整する必要がありましたが、「GRⅢ」からは手振れを気にせず撮影に集中することができます。よりコンデジデビューの初心者に優しい仕様になりました。
一部機能「フラッシュ機能」などが無くなりましたが、使うシーンも限られるので軽さ重視なら個人的には全然OK。
そして、最後に注目したいのが「最短撮影距離」。
標準設定で「10cm」、マクロ設定で「6cm」ってすごくないですか?
「GRⅢ」はスマホのカメラと同じ画角「28mm」なので、記念撮影から旅行の風景写真までは全然いけちゃいますし、それでいて料理などのテーブルフォト、マクロ機能で花や虫のアップなんてのもありです。1台持っているだけでありとあらゆるシーンに対応できちゃいます。しかも超超超軽量。
単焦点レンズタイプのコンデジでは最強の位置を獲得してるかも。
ただし、ズーム機能は搭載していないので、ズームはの人は注意してください。
RICOH GRⅢ
Update Date –
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高級コンデジと言ってもメーカーによって特色が大きく異なる
「【最新】美しく世界を撮る”高級コンデジ”おすすめ製品まとめ」として各メーカーのコンデジをご紹介させていただきましたが、個人的に「ちょっと欲しいかも」と物欲を刺激されたのが「RICOH GRIⅢ」。
コンデジとして大切な「軽量&コンパクト性」を最大限に追及しつつ、高画質、寄って撮れる、引いても撮れる、という使い勝手の良さは高級コンデジの中でも圧倒的。しかも、RAW現像対応、JPGの撮って出しも綺麗となれば、プロから素人までどんな人にも最適です。
と、「GRⅢ」推しが全開になってしまっちゃいましたが、実際のところ、もっと幅広い画角でズームを多用したいなら「SONY DSC-RX100M6」がおすすめだし、写りを求めるなら「Laica」や「FUJIFILM」もはずせない。実はどれも高性能で秀でてるところがあります。
ミラーレス一眼に画質は適いませんが、使い勝手の良さなら「高級コンデジ」の方が圧倒的に上!
「撮らないミラーレス一眼」よりも「撮る高級コンデジ」!
是非お気に入りのカメラで楽しい写真ライフを過ごしましょう