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【賃貸OK】DIY二重サッシで窓の断熱をした全作業工程

2019年2月9日 By YOSHIMITSU

窓断熱のDIY

築年数の古い建物は気密性が乏しく、断熱性能が非常に低く、冬はとにかく寒い。室温は基本的に外気温を同じで、部屋の中なのに白い息が出る。

暖房をつけるも、暖房は効かない。

30℃設定のエアコンをフルパワーで稼動させるも、室内の温度計が12℃以上を示すことがない。当然つけないよりはマシなんですけど、電気代をドブに捨てているようなものです。

なんでこんなに寒いのか?どうして部屋が温まらないのか?

調べてみると、

原因は「窓」。

一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会のデータによると、冬の暖房の熱が外部へ流出する割合は下記のとおりでした。

熱流出の比率

Image from CLUT Original

「窓・ガラス」からの熱流出は、脅威の58%。

一般的な住宅でこれなのに、我が家は築45年以上のボロボロ住宅です。新築時から取り替えてない窓も当然、およそ半世紀前のものです。このデータ以上に熱が窓から逃げてる可能性が高いです。

実際に窓に近寄ってみると冷気がすごいです。誰か外からマヒャドでも放ってんじゃないかと思うくらい冷気がすごいです。

こんなデータを見てしまった以上、窓を断熱せんといかん。

ということで、

低コストで見た目がいい「窓の断熱DIY」を実施することにしました。

今回実施したDIYは、賃貸物件でも可能な画期的断熱DIYなので、冬の寒さにしびれ、暖房費の請求金額にうんざりしてる方々の防寒対策の参考になれば幸いです。

Contents

  • 1 低コストなのに見た目がいい、窓を断熱するDIY
    • 1.1 窓の断熱(防寒)性能を高める方法
      • 1.1.1 ① プチプチ・断熱シートを窓ガラスに貼る
      • 1.1.2 ② 窓ガラスを取り替える
      • 1.1.3 ③ 二重サッシを取り付ける
    • 1.2 我が家の窓は「引き違い+嵌め殺し窓(FIX窓)」
    • 1.3 窓断熱DIYの材料を用意する
    • 1.4 「嵌め殺し窓(FIX窓)」の部分に柱を立てる
    • 1.5 「嵌め殺し窓(FIX窓)」の部分に断熱パネルを貼る
    • 1.6 「二重サッシ」のレールを取り付ける
    • 1.7 「二重サッシ」の本体を取り付ける
    • 1.8 「DIY二重サッシ」の気密性を高める
    • 1.9 「DIY二重サッシ」を塗装する
  • 2 二重サッシで窓の断熱をしたDIY 完成
    • 2.1 窓断熱 DIY前 – before –
    • 2.2 窓断熱 DIY後 – after –
  • 3 まとめ

低コストなのに見た目がいい、窓を断熱するDIY

窓の断熱(防寒)性能を高める方法

ひとえに「窓断熱」と言っても、方法は沢山あります。窓ガラスにプチプチを貼る、断熱シートを貼る、窓ガラスを取り替える、二重サッシを付けるリフォームをする等、本当に様々です。

簡単ですが、各方法のメリット・デメリットをまとめてみました。

① プチプチ・断熱シートを窓ガラスに貼る

メリットは圧倒的にコストが安いことと、施工が簡単なこと。ただ、絶望的に見た目がダサい。悪魔的に貧乏くさい。結露によって剥がれてくる可能性が高いですし、カビなんか発生したら見れたもんじゃないですし、胞子が充満して病気になります。

この方法を紹介してるブログは沢山ありますが、個人的には壊滅的に却下です。

② 窓ガラスを取り替える

ペアガラスや複層ガラスはガラスの中に空気層があり、熱が逃げにくい構造になっているので断熱効果は抜群です。遮音性も高まり、確実に部屋から逃げる熱量は減ります。

ただ、ガラス交換は金額が高いです。サイズによってはDIYでの施工も可能ですが、大きいガラスだと専用の工具も必要になりますし、元々のガラスの処分も大変ですし、プロに任せないと危険ですし、DIY施工は絶対にやめといた方がいいです。また、賃貸物件だと家主さんの許可も必要になりますし、総合的に見て現実的ではありません。却下です。

③ 二重サッシを取り付ける

既存の窓の手前にもう1つ窓を取り付ける「二重サッシ」は、断熱業界の中でも最強アイテムです。ガラス交換だけでは防ぎきれないアルミ部分からの熱逃げや、古いサッシにありがちな隙間風をも完全にシャットアウトできます。ネットが普及した昨今では、自分で寸法を測ってオンライン注文することも可能で、取り付けも簡単。DIY施工ももちろん可能です。「二重サッシ」を取り付ける手法は、圧倒的にオススメの断熱手法です。

ただ、ガラス交換と同様、コストが高いです。「ガラス+枠」なので、一番お金がかかります。さらに、サッシ枠を固定する際に窓の額縁にビスを打つ必要があるので、賃貸物件の場合は家主さんに鬼ギレされる可能性があります。本当に世知辛い世の中です。

一般的に考えられる窓断熱の方法は上記の3パターンです。

さて、どの方法を選べばいいんだろうか。

我が家の窓は「引き違い+嵌め殺し窓(FIX窓)」

自宅の窓

断熱(防寒)工法の選択を悩ませる理由の1つに、僕の家の窓が「ちょっと特殊」という理由がありました。

価格を無視すれば、「二重サッシをネットで購入し、DIYで自分で取り付ける」という方法が断熱効果的にはベストだと思ったのですが、「引き違い窓+嵌め殺し窓(FIX窓)」の二重サッシをネット販売しているお店は1つもありません。

だったら、工務店を訪ねて、家に来てもらって、現場調査してもらって・・・・・・

それ、ただのリフォームじゃん!

僕がやりたいのは「低コストで冷気を遮断するDIY」であって、窓のリフォームがしたいわけではございません。あれこれ考えすぎて危うく道を踏み外すところでした。

というわけで、

「売ってないなら作ればいいじゃん」の精神で僕が実施した、「二重サッシで窓断熱したDIY」の全作業工程を公開します。

窓断熱DIYの材料を用意する

窓断熱DIYの材料

僕が愛するホームセンターで調達してきた材料は、「ハモニカーボ」という名称のポリカ中空板、ガラス戸レール、1×4材、1×4材用のアジャスターLABRICO(ラブリコ)、あとは両面テープとマスキングテープです。

どの材料も一般的なホームセンターで普通に取り扱ってる材料です。

「嵌め殺し窓(FIX窓)」の部分に柱を立てる

1×4材のカット

まず、1×4材をカットしていきます。

のこガイド BG-1

今回は、木材や角材を手ノコでカットする時に役に立つ「のこガイド BG-1」を使ってみます。

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クランプで固定

「のこガイド BG-1」の上に1×4材を置き、動かないようにクランプで固定します。

クランプ横

横から見たらこんな感じ。

DIY作業台(今回はダイニングテーブル)にクランプで固定して使用します。

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(このDIYとは直接関係ないですが、後ろに写ってる和田アキ子をリスペクトしてるみたいな髪型の子は、僕の助手のミス・キャピタルです。以後、お見知りおきを。)

ノコギリで切る

「のこガイド BG-1」にある溝(ガイド)にノコギリを差し込み、木材を切っていきます。

手ノコだと切断面がどうしても斜めになったりするのですが、このガイドを使うと性根が曲がりまくった僕でも簡単に真っ直ぐ切断できます。

斜めカット

定期的にDIYを行うなら、この「のこガイド BG-1」は持っておいて絶対に損はないアイテムです。600円くらいで売ってますし。斜めカットも出来ますし。

(電動卓上スライド丸ノコを買うと全く必要なくなるアイテムではあります。)

ラブリコ

次に、1×4材用のアジャスター・LABRICO(ラブリコ)を用意し、

木材とラブリコ

先ほどカットした1×4材に取り付けます。

ラブリコは2×4材用の方が有名ですが、1×4材用のラブリコの方が主張が少なく見た目もスッキリしてて使い勝手良いと思います。

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ただ、商品カラーは「白・ブラウン・グリーン」の三色がラインアップされているのですが、なぜ「ブラック」がないのか。その点については開発担当者の胸ぐらを掴んで前後に揺らしながら真顔で問いただしたい気分です。

さて、このラブリコを付けた1×4材を、

柱を立てる

引き違い窓と嵌め殺し窓の境目部分に設置します。

ラブリコの操作

ラブリコは、上部分に内蔵されているプラスチックパーツを回転させることで突っ張り棒的な役割を果たし、窓の額縁の間で固定されます。このラブリコを使用することで、額縁にビスを打つことなく、額縁を一切傷つけることなく、柱を取り付けることが出来ます。

賃貸物件でのDIYには必須のアイテムです。

柱をもう1本立てる

嵌め殺し窓の右側部分にも同じように柱を立てます。

この2本の柱を立てることで、断熱パネルとなるハモニカーボを正面からビス止め固定することができるようになります。

柱の隙間

このまま正面から断熱パネルを取り付けても特に問題はないのですが、

柱の段差

この段差が気になる。

気にしなきゃいいのに、非常に気になる。

DIY初心者だった頃ならまだしも、DIYの達人を気取っている今では見逃すわけにはいかない段差。たった5mm、されど5mm。気になる。

というわけで、

端材

倉庫の中をゴソゴソと漁って見つけたちょうど良さそうな端材。この端材を使って気になる段差を消していきます。

端材をカット

のこガイドを使って端材をカットし、

両面テープを貼る

柱の正面部分に両面テープで貼っていきます。

段差解消

自宅にある端材を使ったので100%とはいきませんでしたが、ほぼ段差は解消されました。

「嵌め殺し窓(FIX窓)」の部分に断熱パネルを貼る

断熱パネルを用意

次に、断熱(防寒)材のメイン素材となるハモニカーボ(3mm厚)を用意し、嵌め殺し窓部分のサイズに合うようにカットしていきます。

「ハモニカーボ」は、パネルの中に空気層があるので、断熱・防寒効果がすこぶる高い素材です。屋外でも使用できる耐久性があり、お値段も1,820mm×910mmサイズ1枚が1,800円程度なので、断熱DIYにはうってつけのアイテムです。

カット定規

こういう時に役立つのが、取手付きのカット定規。

このカット定規は、ホームセンターで3,000円~5,000円くらいで販売されていますが、「たかが定規に5,000円を払うのはちょっと・・・・」と購入を躊躇しがちな工具ランキングNo,1の商品であることは間違いないと思います。

ただ、一度買ってしまえば「一生モノ」になる工具なので、DIYを沢山したいと思ってる人は勇気を出して買ってください。昼飯を10日間抜いてでも買ってください。

この定規があれば、カッターがズレた時に手をスパッと切るリスクが減りますし、車でいうところのあなたを怪我から守ってくれるエアバッグみたいなアイテムです。積立保険を崩してでも買ってください。

ビス固定

断熱パネルのカットが完了したら、ビスで固定していきます。

ビス止め

先ほど立てた柱に正面からビス留めしていきます。

(なんか失敗したビス穴みたいなのが見えますが、見なかったことにしてください。)

ビス止め

断熱パネルのハモニカーボが潰れない程度にビスを固定していくのがポイントです。ビスを強く締めすぎるとハモニカーボが割れたり穴が空いたりします。

嵌め殺し窓(FIX窓)は元々開閉できない窓で、採光さえ取れれば問題のない窓なので、透明な断熱パネルで完全に塞いでOKです。これで冷気を完全にシャットアウトできます。

「二重サッシ」のレールを取り付ける

二重サッシ

次はこの断熱DIY本命の「二重サッシ」を取り付けていきます。

最初に使用するのは「マスキングテープ」です。

マスキングテープを貼る

「二重サッシ」のレールとなる部材を取り付ける場所に、マスキングテープを貼っていきます。

これは賃貸物件でDIYする時の基本的な手法ですが、この「マスキングテープを捨て貼り」する作業は、「原状回復」を簡単にするための作業です。

両面テープを窓の額縁に直接貼ると剥がれにくくこびり付いたりする場合がありますが、マスキングテープを捨て貼りしておけば、剥がす際の労力が非常に楽になります。

最近は技術の進歩により「何度でも剥がせる両面テープ」なども売ってますが、単純に単価が高いので、このマスキングテープを捨て貼りする手法は、現在もコストダウンとして有効だと思います。

下枠

下の額縁にマステを貼ったら、

上枠

当然、上も貼ります。

この上の額縁に「マスキングテープを真っ直ぐ貼る」という作業は見た目地味なんですけど、すんごいしんどいです。腕には乳酸が溜まりますし、首はモゲそうになりますし、ビール片手にやっていい作業じゃないです。

でも、あのおぞましい冷気を遮断するためには絶対に必要な作業なので、僕はベロンベロンになりながら貼りました。

両面テープ

今しがた貼ったマスキングテープの上に、両面テープを貼っていきます。

この作業は、楽です。なぜかと言うと、マスキングテープというガイドがあるから。

要は、1を2にするのは簡単なのですが、0を1にするのが大変だということです。道のないところに道を作っていく人は、本当に尊敬に値すると思います。

レールを用意

次に、ガラス戸用レールを用意します。

ガラス戸用レール
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レールの種類

見た目はよく似てますが、「上枠用レール」と「下枠用レール」があります。

その違いは、

溝の深さ

溝の深さ。

左が上枠用で、右が下枠用レール。

サッシは取り付けの際、上にグッと持ち上げてから下に落として固定するので、上の溝が深くなっています。上下逆に取り付けるとサッシが固定されず倒れてくるので要注意です。

印を付ける

下枠用レールを2本並べ、ちょうど中心部分となる箇所に印を付け、

カットする

ノコギリでカットします。

下レールの取り付け

両面テープの上紙を剥がし、貼り付けていきます。

継ぎ目

ポイントとしては、レールとレールの継ぎ目部分には、ノコギリでカットしてない方(小口がきれいな方)を当てます。ザラザラな切断面を継ぎ目にすると、段差が出やすくなります。

段差があると、サッシが浮いてレールから外れることがあるので気をつけるべきポイントです。

継ぎ目ができないように長いレールを使用するのがベストではありますが、ホームセンターを5箇所巡っても910mmの長さのレールしか売ってなかったので、前向きに妥協しました。

ネットでは普通に「1,820mmサイズ」も販売されているので、完璧を求めるなら、ネットで購入した方が絶対にいいです。

上レールの取り付け

上枠にも同じようにレールを取り付けていきます。

「二重サッシ」の本体を取り付ける

断熱パネルをカット

まず、サッシの主材となるハモニカーボをサッシサイズにカットしていきます。

レールに嵌める

とりあえず1枚切り出し、レールに嵌めてみると、

たわみ

たわみが出て、ハモニカーボをスライドさせるとレールから外れてしまいます。

サッシの高さがもっと低かったり、ハモニカーボの厚みがもう少し厚ければ、何もしなくても自立するのかもしれませんが、今回の中連窓の高さ(約1,300mm)ではダメだったようです。

となると、両端に縦方向の骨部材(俗に言う、竪框・タテガマチ)を取り付けてやる必要があるので、臨機応変に対応していきます。

角材を用意

適当なサイズの角材を用意し、

角材をカット

複数本まとめて「のこガイド」でカットします。

インパクトドライバ

1人1台は持つべきだと思っているインパクトドライバと、短めのビスを用意し、

ハモニカーボと木材を固定

ハモニカーボと木材を固定していきます。

たわみ解消

こうすることで、木材が支えとなり、ハモニカーボがたわむことなく強度がグググッとアップしました。

これを2枚作ってレールにセットしたら完成!となるのですが、せっかく「二重サッシ」という部屋の断熱効果を高めるものを作っているので、もうワンランク上の防寒作業を施します。

「DIY二重サッシ」の気密性を高める

隙間テープ

100円ショップなどでも売られているスポンジ製の隙間テープを用意し、

隙間テープを貼る

サッシの戸先に貼っていきます。

こうすることで、

隙間ゼロ

見て見て見て見て!隙間ゼロです。

何もしなければ木材の歪みやラブリコの段差などで多少の隙間が出来てしまいますが、隙間テープを貼ることで隙間ゼロ!冷たい隙間風はもちろん、小さな虫の侵入も完全にシャットアウトできます。

モヘア

次に、隙間テープと同じような役割を果たす「モヘア」を用意し、

モヘアを貼る

サッシとサッシが重なる部分に貼り付けていきます。

こうすることで、

隙間解消

見て見て見て見て!これまた隙間ゼロです。

過去にここまで丁寧に冷気を遮断していく断熱DIYが存在しただろうか。いや、もしかしたら世界初の試みかもしれない。ギネスブックさん、連絡をお待ちしてます!

それでは、

「引き違い窓+嵌め殺し窓(FIX窓)」断熱二重サッシ化DIYの、

全貌を、大公開!!!

二重サッシ全貌

斜めの角度から

横の角度から

うーん・・・

構造自体は完璧な二重サッシで、片手で簡単にスライドできますし、冷気の遮断もパーフェクト状態で、断熱効果は抜群の素晴らしいDIYではあるのですが、最初に掲げた「低コストで、見た目がいい」の「見た目」部分がどうも納得いかない。

ハモニカーボから透けたサッシが黒なのに、二重サッシは明るめな木の色。

どことなく一体感がないというか、取って付けたDIY感がビンビン伝わる。

やっつけ仕事感に襲われて精神に異常が出そう。

だもんで、

一旦全部バラして、塗装します。

「DIY二重サッシ」を塗装する

塗装する

一度は完成したサッシを取り外し、打ち込んだビスを取り除き、ハモニカーボと角材をバラバラにして、以前アルミサッシを塗装した時と同じアイアン素材のような雰囲気の出る「艶消しブラック」の塗料で木材を塗装していきます。

大変ではありますが、見た目の満足感のために妥協は許されません!

※ワンポイントアドバイス!
今回は上手くいくかわからないまま手探りで進めたDIYだったので塗装が完全に後回しになりましたが、最初に完成形がイメージできている場合は、パーツを組む前に塗装する方が仕上がりがキレイです。当たり前の話ですがね!
関連記事:【DIY塗装】自宅の古い窓枠アルミサッシを自分で塗装した作業工程の全記録
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塗装の助手

大変だー!大変だー!と、さも自分が汗水たらして塗装したみたいに言ってますが、基本的には僕はバラしただけで、ほとんどの塗装を助手のミス・キャピタルがやってくれました。

柱の塗装

僕は、唯一解体しなかった柱部分の塗装を担当しました。

塗る時の動作はヌリヌリではなく、トントンです。艶消しブラックの場合はトントンすることでインダストリアルでおしゃれなアイアンっぽい雰囲気が出ます。トントン技法はおすすめです。

ということで、

紆余曲折ありましたが、

「二重サッシで窓の断熱をした」DIYの完成です。

二重サッシで窓の断熱をしたDIY 完成

窓断熱 DIY前 – before –

DIY後の写真

窓断熱 DIY後 – after –

DIY後の写真

二重サッシ完成

断熱効果アップ

元々見えていたアルミサッシに比べ、直接視界に入る黒色の面積が減ったからか、DIY実施後の方が見た目がすっきりシャープな印象になりました。

パッと見でこれが「DIY二重サッシ」だと気付く人はほぼゼロだと思います。

取手

せっかくなので艶消しブラックのドアハンドルも取り付けてみました。取手が付くだけで、レトロな工場感が出て萌えてきます。

より本物感を演出するために鍵となるクレセントも取り付けちゃおっか!と暴走しかけましたが、本当に意味がないのでクレセントはさすがにやめました。

スムーズな開閉

ドアハンドルを掴んでの二重サッシの開閉も全く問題ありません。スムーズすぎて無駄に開け閉めしたくなります。二重サッシが完成した初日はアホの子のように何度も開け閉めしてました。冷気が入って寒いだけなのに。

扉の先には隙間テープ(スポンジ)を付けているので、強く閉めしても衝撃が吸収されてストレスがまったくありません。

マスキングテープ貼り

ラブリコで立てた柱部分に正面からビス止めしたハモニカーボの小口(端)部分。

カッターで切った面の見栄えがイマイチだったので、矢印部分には100円ショップで売られている「艶消しブラックのマスキングテープ」を巻き込むように貼りました。

ハモニカーボの切断面は意外と鋭利で、うっかりと手を切る可能性もあったので、マステでしっかりと保護すれば、子供のいる家庭でも安心して使えます。

まとめ

尋常じゃない部屋の寒さに耐え切れずに試行錯誤して取り組んだ窓の断熱(防寒)DIYですが、実施後の体感温度はプラス5度くらいになりました。

実際に部屋の温度を調べるため、暖房器具から一番遠い部屋の隅に温度計を設置してみたところ、室温は18℃。

以前は30℃設定のフルパワーエアコンでも12℃以上になることがなかった僕の部屋が、25℃設定のエアコンだけで18℃になるまで気密性が高まりました。

ガスファンヒーターを併用したら、部屋が暑くなりすぎて真冬にTシャツでアイス食えるレベルです。白い息を吐きながらガタガタ震えてたDIY前では考えられない状態です。

二重サッシの断熱効果、本当にすごい。

屋外からマヒャドを放つ意地悪な魔法使いを会心の一撃でブッ倒し、「暖房をつけたら部屋が暖かくなる」という当たり前な現象が当たり前じゃなかった日常からやっと解放されました。

では、恒例の今回のDIYにかかった費用です。

「引き違い窓+嵌め殺し窓(FIX窓)」の「断熱二重サッシ」DIYの材料費
ハモニカーボ3mm 3枚 5,400円
竪框用 木材 800円
1×4材 2本 400円
1×4材 ラブリコ 2セット 2,000円
ガラス戸用レール 上下 440円
隙間テープ 4m 200円
モヘア 2m 400円
ビス・両面テープ・塗料等 650円
合計金額 10,290円

おしい。1万円をほんのちょっと超えてしまいました。

でも、1万円ちょっとでこんなにも断熱効果を得られるなら絶対にやるべきDIYだと思います。一冬の光熱費の差額だけで余裕で回収できる金額です。

また、袖に嵌め殺し窓(FIX窓)がない、普通の中連窓の場合はもっと費用が安価となります。

「中連窓(引き違い窓)」だけの場合の「断熱二重サッシ」DIYの材料費
ハモニカーボ3mm 2枚 3,600円
竪框用 木材 800円
ガラス戸用レール 上下 440円
隙間テープ 4m 200円
モヘア 2m 400円
ビス・両面テープ・塗料等 350円
合計金額 5,790円

これは安い。

日雇いバイト1日すれば、材料全部すぐに買えます。

断熱効果はもちろんのこと、結露が軽減され、防音効果が高まり、節電にもなり、賃貸物件でも可能な二重サッシのDIY。

今までやってきたDIYの中でも最も有意義で効果のあるDIYになったと思います。

今回使用した撮影機材
PHOTO YOSHIMITSU
CAMERA SONY α7 III
LENS CANON EF24-70mm F2.8L II USM
SONY FE 24-105mm F4 G OSS

Filed Under: DIY, 全記事表示 関連タグ:DIY, 二重サッシ, 断熱, 窓, 賃貸, 防寒

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