「ふかふかの布団じゃなきゃ寝れないけどキャンプへ行きたい!」
今回、そんなわがままな私が見つけたのは、エアコン完備で超快適なキャンプができる「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」内にある「住箱 -JYUBAKO-」という「木造トレーラーハウス」。
世界的に有名な建築家の「隈研吾」が設計を行ったことで知られるトレーラーハウスで、室内にはエアコン、ベット、コンセント完備、という充実の設備。
「ここならポンコツボディでも泊まれるんではないか?!」
ということで行ってきました「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」。
昨年オープンしたばかりで情報の少ない「スノーピークおち仁淀川」ですが、写真と共にその魅力を紹介していきたいと思います。
キャンプ初心者の方から、リッチなキャンプを求めている方、絶対にふかふかの布団で寝たいあなたまで、満足度の高いキャンプ施設となっているので興味のある方はぜひご覧ください。
「スノーピークおち仁淀川」ってどこ?!
今回訪れた「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」は、高知県のちょうど真ん中に位置する”越智町”という自然豊かな場所にあります。
“水質日本一”に選ばれたことのある「仁淀川」が隣接しているので、サップ(ボードの上に乗って漕ぐやつ)をしている人や、川に入って遊んでる人もちらほら。また、事前に予約を行えば「ラフティング」を体験することができるので「キャンプだけじゃ飽きちゃうよね」という方にもおすすめ。子供もOKなので家族連れで「ラフティング体験」ってのもいいですね。
ちなみに私は、広島から車で約5時間(休憩時間含む)かけて行ったのですが、愛媛から高知にかけて山越えする際にあった”絶対に離合できない道路”を数キロ走るのがドキドキでした。
中国地方のお住まいの方が行くなら2泊以上した方がいいです。1泊だけだと疲労感ハンパない。
「スノーピークおち仁淀川」へ到着<1日目>
「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」へ到着!
到着したら受付に行きチェックイン。施設内の説明受けた後は鍵を受け取り、いざ”住箱”へ。
※”住箱”は「14:00~」のチェックイン。アーリーチェックインには対応してないので要注意。
“住箱”は、「仁淀川」に面した場所にあるのですが、裏面は車を横付けできるようになっているので、荷物を下ろすのも楽ちん。
“住箱”の中はこんな感じ↑。
中の広さは「約6.6畳」と一人暮らしのワンルームくらい。アウトドアチェアが2脚とテーブルは備えつけられているので持っていく必要はありません。
SnowPeak アイアングリルテーブルグラム CK-180
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次に確認したのが備え付けのアメニティ。公式サイトに”住箱”に備え付けられているアメニティの記載が無かったので「歯ブラシとか最低限のものはあるでしょ」と勝手に思ってたんですが、はい無かったー。
ってことで大人しく近くのコンビニへ(車で10分くらいの場所にローソンがあります)。
※受付のある施設内に売店があるので「歯ブラシ」も販売されていますが、無駄に高いのでコンビニに必要なモノがあるなら少し手間ですが車出した方が無難です。
アメニティに関しては普通のキャンプ同様すべて準備していった方がいいです。
ただ、最低限の食器類は用意されているので、アウトドア用のマグカップやガスバーナーを持っていない人でも手ぶらでOKです。
SnowPeak チタンシングルマグ
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SnowPeak フィールドバリスタ ケトル CS-115
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SnowPeak ランダーチタンカップ E-115
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川沿いに面しているウッドデッキは、”住箱”の宿泊者共用。それぞれにタープが張ってあって各々くつろげるようになっています。
ちなみに、川沿いといってもすぐに川に降りられるわけではなく、ウッドデッキの端にある階段から降りるようになります。泊まる場所にもよりますが、結構歩かなくちゃいけないんで気軽に行けない。その分見晴らしは抜群。
あと、川辺は砂利道なのでサンダルだと結構足が疲れます。あと怪我をする可能性もあるので川辺でしっかりと遊びたいなら濡れてもいい靴を用意しておくのがおすすめです。
そして、ここから夕飯の準備へ。
※お酒飲んだら、写真撮らなくなるので1日目終了。
ちなみに、シャワーとトイレはキャンプサイト利用者と一緒です。”住箱”の中には無いので「シャワーとトイレが共用なのは無理!」という超ポンコツは宿泊を諦めましょう。
“スノーピークおち仁淀川”の朝焼けを撮る<2日目>
朝5時。妻に突然「コーヒー飲むよ。」と起こされ、頭をフラフラさせながらがんばって撮った写真が↑。一人じゃ絶対に起きれなかったので妻に感謝。
そして、妻が入れてくれたコーヒー(インスタント持参)でモーニングタイム。
※備え付けのレギが超便利だということに気づく。
SnowPeak ヤエン ストーブ レギ GS-370
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その後は、早朝の澄んだ空気をめいっぱい感じながら、目の前に広がる幻想的な風景をモリモリ撮影。
↑川辺に降りて撮影した1枚。朝の爽やかな湿気を感じられる幻想的な風景でした。
↑ウッドデッキの上から正面に見える風景。朝靄が綺麗。
↑散らかしたゴミもそのままのウッドデッキ。階段になってます。
↑キャンプサイトへ続く道。朝の光が差し込んでいてとても綺麗。
↑共用シンク。夜のうちに洗いモノはやっとかないとしんどいよ。
↑”住箱”の全貌。この日は6組が宿泊。
↑キャンプサイト側。朝から活動している人も多くこれはこれで楽しそう。
朝日が昇ってきたら、10時のチェックアウトに間に合わせるために車に荷物を積み込んでいきます。
チェックアウトは鍵を返すだけでOK。受付の施設にスノーピーク製品が置いてあってめちゃくちゃ欲しくなるんで気を付けてください。
そして、広島まで5時間かけて帰りましたとさ。
帰りがけに近くの”沈下橋”へ行くのもおすすめ
最後におまけスポット。
高知県には、増水の時に川の中に沈んでしまう沈下橋というのが結構あって、その一つが「スノーピークおち仁淀川」の近くにあります。
「浅尾沈下橋」という名称で調べてもらえばすぐ出てくるので、帰りがけに寄り道するのもおすすめです。
ちなみに、高知県にはスノーピークのキャンプ施設がもう一つあります。
こちらは海に面する珍しいキャンプ場で、高知県の名物「カツオの藁焼き」を造るための専用スペースが完備されるなど、「スノーピークおち仁淀川」とは違った楽しみ方をすることができます。
もちろん、土佐清水でも”住箱”に泊まることができるので、「テントじゃ寝れないかも・・・」という方も安心です。
「キャンプ初心者の方」、「ちょっと豪華なキャンプを楽しみたい方、」「キャンプはしたいけど快適に眠れる布団が欲しい」、そんな人たちは、とりあえず「スノーピーク」に行けば間違いありません。
ぜひ、「高知県+スノーピーク」の魅力を体感してみてください!