こんにちわ。最近猫を飼い始めたトシです。
今回は、広島の観光スポットとして知られる、広島県呉市にある瀬戸内の島「大崎下島」の端っこにある「御手洗町並み保存地区」というレトロな港町を「SONY α7RⅢ」で撮った写真と共にご紹介。
広島市内からだと下道で2時間ぐらいかかる観光スポットですが、3つの島を超える道中は車も少なくペーパードライバーの妻でも気持ちよく走れる快適な道が続いているのので、ドライブがてら遊びに行くにもちょうどよい町となっています。
では、まず最初に「御手洗町並み保存地区」について少しだけ解説。
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「御手洗町並み保存地区」とは”伝統的な建造物群を景観ごと保存した町”
正確には「建造物、門、石垣、墓などの工作物と、庭園、樹木などの環境もまとめて保存しなさい」と定められた地域のことを「町並み保存地区」と呼びます。
保護する建造物や町並みに関しては市町村が決め、その中でも価値が高いと判断されたものだけが、国の定める「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されるという仕組み。この制度は、全国の様々な地域で活用されていて町興しに一役買っています。
広島にはこの「御手洗町並み保存地区」以外にも2カ所「町並み保存地区」があります。
1つ目は、ジブリの「崖の上のポニョ」の舞台になったと言われている「鞆の浦」。
2つ目は、NHKの朝ドラ「マッサン」の舞台となった「竹原」。
どちらも広島の観光地として有名で多くの観光客が訪れている地域になります。
ちなみに、今回紹介する「御手洗町並み保存地区」は港町だった場所なので、灯台がシンボルとなっている「鞆の浦」と少し似た地域になります。ただ、観光客の数は断然「鞆の浦」が多いのでゆったりと過ごすなら断然「御手洗町並み保存地区」がおすすめです。
ここからは「御手洗町並み保存地区」を写真と共に巡っていきたいと思います。
“SONY α7RⅢ”で撮る「御手洗町並み保存地区」
広島市内から車で約2時間。
瀬戸内海の島を3つ経由するのですが、その通り道にある橋がなんとでかい。思わず撮っちゃいますよね。全然写ってないけど。
ちなみに、最初の「安芸灘大橋」は有料ですが「御手洗町並み保存地区」で1500円以上だったかな?お買い物をすると、帰りの橋の回数券がもらえます。なので実質的な負担は行きだけ。御手洗がんばってます。
上の写真は道中に撮影した1枚。
島を3つ経由するので景色のいい場所がしこたまあります。途中で車を止めて写真を撮ったり、休憩したりするのがおすすめ。
やっと「御手洗町並み保存地区」へ到着!と思ったら空がどんより・・・。
雨男なので嫌な予感はしてましたが、朝の晴天はどこへやら。
写真左に写っているのが灯台。
ランチは、たまたま車を止めたところの近くにあった「シーフロントダイニング 新豊」というお店で。1日1組限定の宿「新 SINTOYO」というお店に併設されていて、古民家を改装した内装がとても心地よい空間でした。
「御手洗」は観光地としてめちゃくちゃ栄えているわけではありませんが、ランチを食べる場所はちょこちょこあるので、ちょっとお高めですがご飯に困ることは少なそう。ちなみにこの地域で有名なのが「鍋焼きうどん 尾収屋」というお店なんだとか。観光客がぞろぞろ並んでました。
ここからは町の中を散策。
有名な観光スポット以外にも「ここ入っていいの?」的な路地がちょこちょこあるので、全部見ようを思ったら結構時間かかります。
歴史的価値のありそうな本や資料が無造作に置かれてる家を発見。民家の奥にある場所なので人が来ることもほとんどなく、歴史好きにはたまらない空間。
と、ひと通り町を散策した後は、瀬戸内海と御手洗の町を一望できるという「歴史の見える丘公園」へ。
木が生い茂る神社、窓越しに見える黄色いカゴが気になる民家、瀬戸内みかん、レトロ可愛い建物。色々な風景を写真に収めながら「歴史の見える丘公園」へ向かいます。が、途中の階段であっさり断念。
ということで、中腹からの景色をどうぞ。
港町ならではの灯台や、今にも倒壊しそうな民家、瀬戸内海に浮かぶ島など、中腹からでも御手洗の町並みを十分楽しむことができます。この日はあいにくの曇り空でしたが、晴れてる日に行けばもっと気持ちのいい風景が楽しめそう。
この日は雲があり夕日を楽しめる感じでは無かったので、帰りながら写真を撮ってそのまま帰宅。最後に登場した猫の警戒心ゼロな感じがたまらんね。
ゆったり過ごせるレトロな「御手洗町並み保存地区」は広島の穴場観光スポット
今回は、広島の観光スポットとして「御手洗町並み保存地区」を「ミラーレス一眼レフカメラ α7R3」で撮影した写真と共にご紹介してみました。
冒頭で説明した「鞆の浦」などと比べるとマイナーな観光スポットになるのかもしれませんが、その分、あまり混雑せず、ゆっくりと町を散策することができるので、広島の穴場観光スポットを探している方にとてもおすすめです。
また、山と海のどちらもあるので、春・夏・秋、どの季節でも楽しむことができます。
「この夏、遊びに行く場所が決まってない!」という方はぜひ「御手洗町並み保存地区」へ。
PHOTO | TOSHI |
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CAMERA | SONY α7R III |
LENS | ZEISS Batis 2/40 CF SIGMA 135mm F1.8 DG HSM Planar T* FE 50mm F1.4 ZA |