今年2018~2019年にかけての冬の寒さは、偏西風の影響もあり平年よりも温かい”暖冬”との予想。
特に「北日本は暖かくなる」と言われており、あまり暖房器具に頼らなくても大丈夫かな・・・なんてわけないですね。はい。
暖房器具無いと凍えちゃいます。
ということで、家を暖かくして冬を快適に過ごすための「”2019″最新おすすめ暖房器具。インテリアとしても楽しめる暖房器具10選」をご紹介。
暖房の機能性だけでなく、おしゃれなデザイン性にもこだわったおすすめ暖房器具をまとめているので、今後数年間は活躍してくれそうな暖房器具をお探しの方は是非参考に。
それでは「”2019″最新おすすめ暖房器具」をどうぞ。
“2018”最新おすすめ暖房器具
プラスマイナスゼロ 1000W カーボンヒーター
メーカー | プラスマイナスゼロ |
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重量 | 約4kg |
消費電力 | 500/1000W |
コード長さ | 1.7m |
機能 | 転倒OFF,サーモスタット,左右自動首振り,タイマー |
電気代 | 約6,480円 ※最大Wで1日8時間/30日使用した場合 ※地域により電気代は異なります。 |
デザイン家電で人気のある「プラスマイナスゼロ」から発売されているのがこちらの「1000Wカーボンヒーター」。
頭でっかちでかわいいフォルムとミニマルデザインが特徴的で、どんなインテリアとも相性が良く部屋に自然と馴染んでくれる。
カーボンヒーターでは今や定番商品となっており、リビング用の暖房器具として人気があります。
機能面では、遠赤外線で温めるカーボンヒーターということで、体を芯から温める効果が期待できるので、温風が苦手な人におすすめ。
また、左右の首振り機能が付いているので、1箇所だけ熱くなるといった心配も無く、点けっぱなしでも快適。
大きさはそこそこあるので複数人での利用する際も活躍してくれそうです。
点けっぱなしにすると電気代がややかかりますが、「カーボンを半分だけ点ける」といったことも可能なので、寒さに合わせた電気代の節約も可能です。
カーボンヒーターはすぐ暖かくなるので1家に1台はあっても困らない暖房器具です。
プラスマイナスゼロ 加湿セラミックファンヒーターX210
メーカー | プラスマイナスゼロ |
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重量 | 約4.8kg |
消費電力 | 600/1200W |
コード長さ | 1.7m |
機能 | 自動運転モード,加湿機能,自動電源オフ,オフタイマー,オンタイマー |
加湿性能 | 強:600ml/h / 約5時間 弱:300ml/h / 約10時間 |
電気代 | 約7,776円 ※最大Wで1日8時間/30日使用した場合 ※地域により電気代は異なります。 |
加湿機能付きの暖房器具を探している方におすすめなのがこちらの「プラスマイナスゼロ 加湿セラミックファンヒーターX210」。
プラスマイナスゼロのミニマルデザインと”加湿+暖房”という痒い所に手が届く機能性を備えているヒーターで一人暮らしの方々に人気。
しかも、おまけ程度だと思っていた加湿性能が意外と高性能で、洋室であれば17畳、木造和室であれば10畳まで対応。
これなら、リビング用、寝室用のどちらでも快適に利用できます。
さらに、オフタイマー機能も搭載しているので、寝る1時間前くらいから寝室を”加湿+暖房”で温めとくと快適に寝むれそう。翌朝の喉にもいいかもしれません。
ちょっとタンクの容量が少なめですが、抗菌セラミックボールも付いているので風邪対策には最適です。
暖房だけでなく加湿も求める方は是非。
Hermosa ハモサ レトロ ヒーター
メーカー | Hermosa / ハモサ |
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重量 | 約2.1kg |
消費電力 | 400~800W |
コード長さ | 1.6m |
機能 | 転倒時電源OFF機能,サーモスタット |
電気代 | 約5,184円 ※最大Wで1日8時間/30日使用した場合 ※地域により電気代は異なります。 |
カーボンヒーターの中でもレトロデザインで人気を獲得しているのが「ハモサ レトロヒーター」。
レトロなアメリカ家電をイメージさせるデザインは、ヴィンテージやインダストリアルといったインテリアとの相性が良い仕上がり。
こだわりの空間造りを目指している方におすすめの暖房器具です。
暖房性能自体は1~2人向け。広い空間全体を温めるというよりは、ピンポイントで暖めてくれるヒーターです。
SONOBI ソノビ ダブルグラスヒーター DGH-01
メーカー | SONOBI / ソノビ |
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重量 | 約10.5kg |
消費電力 | 1000W |
コード長さ | 1.6m |
機能 | 過熱防止装置,3段階温度調節,オフタイマー |
電気代 | 約6,480円 ※最大Wで1日8時間/30日使用した場合 ※地域により電気代は異なります。 |
2018年に発売されたガラスを使った珍しい最新暖房器具「SONOBI ソノビ ダブルグラスヒーター DGH-01」。
パネルヒーターと同じ類の暖房器具ですが、これまでになかったガラスをパネルとして利用することでデザイン性と透明感を演出しています。
そして、意外だったのがガラスの蓄熱と放熱性の高さ。一般的な金属と比較してガラスは10倍の放射率を持つため、本体から約1.5mの空間を温めてくれるとのこと。
また、煙突効果も備えているため高さ1.5mまで暖気が上昇し、立ち上がっても暖かさを感じることができます。
おしゃれなデザイン重視の暖房器具かと思いましたが、機能性もかなりこだわって造られています。
従来のパネルヒーターよりも暖かさを感じられる距離が長いので「パネルヒーターって部屋が暖まりにくい・・・」と思っている方にもおすすめです。
で、ふと公式サイトを見て思ったんですが、ちょっとバルミューダに似せてきているような気も・・・いや、全然いいんですけど。
今までにない新しい暖房器具を求めている方は是非チェックしてみてください。
※販売開始が遅れているため「在庫なし」になっている場合もあります↓
アラジン ブルーフレーム 石油ストーブ BF3911
メーカー | ARAJIN / アラジン |
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重量 | 約8.5kg |
燃料消費量 | 0.26L/h |
暖房出力 | 2.68kw/h |
暖房目安 | 木造:7畳(11.5m2) コンクリート:10畳(16.5m2) |
機能 | 排ガス浄化触媒搭載,ニオイを抑える,耐震自動消火装置付き |
灯油代 | 約5,286円 ※灯油18Lを1,525円と想定し1日8時間/30日最大出力で使用した場合の目安 ※灯油の価格によって異なります。 |
おしゃれ石油ストーブの定番メーカー「アラジン」から発売されている「ブルーフレーム 石油ストーブ BF3911」。
発売当初から変わらないレトロデザインが人気のストーブで、現在でも根強い人気を獲得し多くの人が利用しています。
今でも新しいモデルが発売されており、灯油のニオイを軽減、排ガス浄化機能など改良が加えられ機能性も少しずつ向上。
また、昔よく使われていた石油ストーブと同じように「ヤカンを置いて湯を沸かす」、「ジャムなどを煮詰める」といった使い方もできるので、”日々の生活を豊かにする”といった意味でもとてもおすすめできる暖房器具に仕上がっています。
その他にも、ストーブを使うことによる部屋全体の加湿効果や、リラックス効果なども期待できるので、寒い冬には最適なアイテムとなっています。
マンションなどでは制限されることもある石油ストーブですが、快適な空間造りを目指す人には特におすすめしたい暖房器具です。
コロナ SL-6618
メーカー | CORONA / コロナ |
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重量 | 約11.2kg |
暖房出力 | 6.59kW |
暖房目安 | 木造:17畳(28.0m2) コンクリート:23畳(38.0m2) |
機能 | 高出力,耐震自動消火装置付き,遠赤外線 |
灯油代 | 約12,596円 ※灯油18Lを1,525円と想定し1日8時間/30日最大出力で使用した場合の目安 ※灯油の価格によって異なります |
リーズナブルな価格と高い暖房性能が人気の「コロナ SL-6618」。
アラジンストーブの約半分の価格で販売されていますが、暖房性能はアラジンストーブの2倍以上。
しかも、白を基調としたシンプルなデザインなので、インテリアの邪魔をすることなく部屋にすっと馴染みます。
ここまで聞くとすごーくコスパのいい暖房器具のように感じますが、ちょっと気にして欲しいのが灯油代。
「暖房性能が高い=灯油の消費量が多い=灯油代がかかる」
考えてみれば当たり前なのですが、暖房性能を優先で選ぶとこういった落とし穴もあるので注意してください。
一応、火力調節はできるようですが、それでも灯油の消費量は多いので、大きな部屋向け(15畳以上向け)のストーブになります。
ちなみに、こちらより一回り小さなサイズも用意されていますが、「暖房出力:5.14kW 」となっているのでアラジンストーブの約2倍の速度で灯油が消費されます。
ゆっくりと部屋を暖めるなら「アラジン」、すぐに部屋を暖めたいなら「コロナ」がおすすめです。
Dyson ダイソン Pure Hot + Cool HP04
メーカー | Dyson / ダイソン |
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重量 | 約5.7kg |
消費電力 | 6~1400W |
コード長さ | 1.8m |
機能 | Wi-Fi接続,首振り機能,空気清浄機能,上下角度調整 |
暖房能力 | 10 / 5(コンクリート住宅) 6 / 4(木造住宅) |
電気代 | 約9,072円 ※最大Wで1日8時間/30日使用した場合 ※地域により電気代は異なります。 |
1年中使える空気清浄機ファンヒーターとして人気の高いダイソンの「Pure Hot + Cool HP04」。
こちらが2018年発売の最新機種です。
従来の「Pure Hot + Cool」では「部屋が暖まりにくい」という意見が多くみられましたが、こちらの最新機種では「1400W」まで消費電力を上げることで暖房性能を向上させています。
また、一般的なファンヒーターには搭載されていない、空気清浄機能も付いており冬場の締め切った部屋の空気をクリーンにしてくれるので、ファンヒーターの風によって舞い上がるホコリなどは気にならなくなります。
価格はかなりお高めですが、空気清浄機機能も備えていると考えれば安・・・くもないです。高いですね。
デザイン性に関しては、「おしゃれ」という意見が多いですが、良くも悪くもダイソンデザインといった感じで、海外写真などで見かけるインテリアとの相性は良さそうですが、日本の部屋にはあまり馴染まなそうな印象。
とはいえ、1年中使えるファンヒーターというのは魅力的なので、実用性を加味すればあり?かな。
センサースイングヒート CHT-1534
重量 | 約2.5kg |
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消費電力 | 600/1000W |
コード長さ | 1.5m |
機能 | 人感センサー,オフタイマー,自動首振り,サーモスタット,転倒時自動オフ |
電気代 | 約6,480円 ※最大Wで1日8時間/30日使用した場合 ※地域により電気代は異なります。 |
持ち運びに便利なコンパクトタイプの人感センサー付きファンヒーター。
わずか2.5kgのボディなので、リビングから寝室への移動も楽ちん。
小さくてシンプルなデザイン性の良さも魅力の暖房器具です。
しかも、人感センサーが搭載しているので、脱衣所、トイレなどの、狭いスペースを一時的に暖めることに向いているので、サブの暖房器具としてもおすすめ。
ちなみに、人感センサーでオンになったヒーターは、人の気配が無くなった5分後には自動で電源をオフにしてくれるので、電気代を気にすることなく利用できます。
その他にも、一見付いていないように見える”首振り機能”も搭載している優れた暖房器具なので、補助ヒーターを求めている方は要チェックです。
暖房器具のタイプ別 おすすめシーン/苦手シーン
今回は「”2019″最新おすすめ暖房器具」ということで様々な種類の暖房器具を紹介してきましたが、暖房器具はタイプによっておすすめできるシーンと苦手なシーンがあります。
ということで、最後に少しだけ、石油ストーブ、ファンヒーター、カーボンヒーター、エアコン、の4タイプのおすすめシーン&苦手シーンを解説したいと思います。
石油ストーブのおすすめシーン/苦手シーン
石油ストーブは、主に部屋全体を素早く暖めるのに向いている暖房器具。
ファンが付いているタイプ、付いていないタイプのどちらでも部屋全体を暖かくしてくれます。
しかも、昔ながらの石油ストーブタイプであれば、お湯を一緒に沸かしたり、煮込み料理ができたりとガス代の節約にもなります。
さらに、火を燃やす際に水分が発生するので部屋の加湿効果も期待できる一石三鳥の活躍ぶり。
人によっては石油が高騰しているため「ランニングコストが気になる」といった方もいると思いますが、エアコンを比べると暖房効率が良いのであまり気にしなくても良いような気がします。
ただし、部屋内の水分が多くなるため結露が起こりやすくなるのと、灯油が切れてしまうと使えない・・・という欠点があります。
ファンヒーターのおすすめシーン/苦手シーン
電気で動くファンヒーターは、電源を入れればすぐに暖かい風が出てくるため、足元や狭い空間で使うには最適な暖房器具。
トイレ、脱衣所、デスク下、寝室、などのシーンを得意としており、価格も比較的リーズナブルなモノも多い印象。
ただ、電気の消費量が多いわりに、部屋全体を暖めることが苦手なので、1台でリビングスペース全体を暖めることは難しいかもしれません。
一人暮らしの方や、寝室、書斎などの狭い空間を得意とする暖房器具です。
カーボンヒーターのおすすめシーン/苦手シーン
カーボンヒーターは、輻射熱と遠赤外線ですぐに体を暖めてくれる暖房器具。
ひと昔前に流行した「ハロゲンヒーター」とは異なり、体を芯から暖めてくれる効果があります。
また、ハロンゲンヒーターと比べると電気代も安く、今では暖房器具の定番となっています。
カーボンヒーターのメリットは、すぐに暖まる、風が出ない、ホコリが舞わない、肌が乾燥しにくいといった点。
そのため、ピンポイントで人を暖めるにはとてもおすすめできる暖房器具と言えます。
ただ、部屋全体を暖めることは苦手としているため、エアコンやストーブとの併用が必須。
また、カーボンに熱を持たせる構造のため、低温ヤケド、直接触れるとヤケドを負ってしまうデメリットもあります。
トイレや脱衣所などの狭い空間での利用は避けた方がよいです。
ソファでくつろいでいる時、勉強や仕事をするときの足元を暖める暖房器具としての利用がおすすめです。
エアコンのおすすめシーン/苦手シーン
冬の暖房器具の定番と言えば「エアコン」。
「部屋全体を暖めるのが得意」と思われがちですが、実は安価なエアコンは部屋全体を暖めるのが苦手。
特に賃貸物件に備え付けられているエアコンの暖房性能はかなり低めなので、寒波がやってきた後に続く寒い日などでは「エアコン効いてるの?!」なんて時もあります。
実際に経験された方も多いのでは?
ただ、これは安価なエアコンの話で、10万円を超えるような高級エアコンであれば、部屋全体を短時間で暖めることができるので非常に効率的です。
で、気になる電気代ですが、安価なエアコンであれば消費電力はあまり大きくないため、1時間あたり「16~20円」ぐらいで収まりますが、エアコン単体では暖まりにくいため、他の暖房器具との併用が欠かせません。
逆に高級エアコンのように暖房性能が高いタイプは、1時間あたり「35~50円」と割高になります。その分、エアコン単体で部屋全体を暖めることができるので効率的と言えます。
ただし、エアコンから発せられる暖気は天井付近に集まりやすく、かつ、部屋が乾燥するので加湿器などによる保湿が欠かせなくなります。
デメリットも少なからずありますが、部屋全体を暖めるにはおすすめできる暖房器具です。
まとめ
「”2018″最新おすすめ暖房器具」として様々なジャンルの暖房器具をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
近年は”暖冬”と言われ、極端に寒くなることは少なくなりましたが、体はしっかりと温めることで風邪を引きにくい状態をつことができるので、健康維持に暖房器具は欠かせません。
是非、寒い冬でも過ごしやすい快適な空間造りを目指してみてください。