こんにちわ!トシです。
突然ですがみなさん、登山している時「超綺麗な景色!!写真撮ろ!!」って思ったことありませんか?
そんな時「あー三脚持ってくればなぁ」と頭に浮かんだりしますよね。(たぶんしない)。
ということで今回は「登山でも使える持ち運びに便利な軽量三脚(1kg以下)おすすめ5選」をご紹介したいと思います。
- 「キャンプで夜空見上げたら綺麗な星空があったよ」
- 「滝をスローシャッターで撮りたい」
- 「三脚持ってたらなんかプロっぽい」
なんて時にも大活躍してくれる軽量三脚ばかりなので「インスタグラムで見るようなかっこいい景色が撮りたい!!」なんて思っているかたは是非参考にしてみてください。
でも、なんで景色を撮る時に三脚が必要かご存知ですか?
「手持ちでいいじゃん」って気もするような・・・。
では、三脚を使うことによる4つのメリットから。
Contents
- 1 景色を撮影する時に三脚を使う4つのメリット
- 2 登山でも使える持ち運びに便利な軽量三脚(1kg以下)おすすめ5選
- 3 軽量三脚で快適な登山や旅行ライフを
景色を撮影する時に三脚を使う4つのメリット
① 手振れを防ぐ
基本中の基本なんですが、もっとも避けたいのが”手振れ”。手振れは”百害あって一利なし”ぐらいのレベルで避けるべき事案。
色や明るさは後でどうにでもなりますが(白飛び黒飛びは除く)、手振れを後で修正することはほぼ不可能です。
明るい日中ならまだ手振れが起こる可能性は低いですが、朝日や夕日を撮影する時にはかなり重要。
ISO感上げればシャッタースピード稼げますが、基本、風景写真にノイズってあんまりいらないですよね。
ただし、軽量な三脚は風の影響を受けやすいので、風の強い日では効果が得られない場合も・・・。
② 水平をちゃんととることができる
風景写真を撮る時に以外と難しいのが「水平をとる」という作業。
特に写真に慣れない方が写真を撮影した場合(風景問わず)は、たいがい水平がブレてて素人感満載の写真になってしまいます。
簡単そうなんですが、これが意外と奥が深いんです。
そんな問題を簡単に改善できるのが三脚。水準器などを使用することで水平をほぼ完ぺきにとることができるので、慣れない撮影でもプロのような魅力的な写真に一歩近づけます。
ちなみに、画像加工ソフト(Lightroom etc…)などを使えば、簡単に平行を修正することはできますが、魅力的な写真を撮るには必ず必要になるテクニックなので、クセづけることをおすすめします。
③ 構図をゆっくり決めることができる
三脚があれば写真の構図をゆっくりと決めることができます。
まずは自分自身で撮影したい景色を探し、いい写真が撮れそうな場所を見つけたら三脚を設置し細かく構図を決めていきます。
ローアングルから撮った方が良いのか、それとも草木の間から撮った方が良いのか、など、三脚の場所を高さを色々と調整しながら、構図の取捨選択作業へ。
なんなら、プロの写真家さんの風景写真を確認しながら真似をするのもありですね。
三脚があればゆっくりと構図を確認することができるので、写真の上達を目指す人にもおすすめです。
④ 長時間露光(スローシャッター)が使える
夜景などの暗いシーンを撮影する時には必ず三脚が必要になりますが、日中であってもNDフィルター(減光フィルター)を使えば、長時間露光が可能になります。
そんな減光フィルターを使って撮影できるのが、滝や水面などがフワッとしてる幻想的な写真。
構図を決めるのは経験が必要になりますが、フワッとした質感はスローシャッターを使えば誰でも簡単に撮れます。
インパクトのある写真を短期間で撮れるようになりたい方にはスローシャッターはおすすめです。やり過ぎるとマンネリしますが。
では、前置きはこのぐらいにして本題の「持ち運びに便利な軽量三脚」をご紹介していきましょう。
登山でも使える持ち運びに便利な軽量三脚(1kg以下)おすすめ5選
Velbon / ベルボン ファミリー三脚 M45
メーカー | Velbon / ベルボン |
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重量 | 990g |
推奨積載質量 | 1.5kg |
サイズ | 縮長:472mm 全高:1,550mm 地上最低高:446mm |
その他 | 3Way雲台、丸型水準器付、段数:4段、脚ロック方式:レバーロック式 |
まず最初にご紹介するのは、三脚専業メーカーとして60年の歴史を持つ「Velbon / ベルボン」から発売されている「ファミリー三脚 M45」。
軽量かつ格安の三脚を求める方におすすめ
こちらの「ベルボン ファミリー三脚 M45」は、国産三脚ブランドの製品ですが3000円代で購入できるコスパの良さが魅力。
カメラの推奨積載質量は「1.5kg」と低めですが、価格から考えると十分。ミラーレスカメラとズームレンズぐらいなら耐えられます。
また、本体重量は「990g」ということで、500mlのペットボトル2本程度で収まってくれているので登山道中の負担も最小限に抑えてくれます。
高さは「1,550mm 」まで上げること可能。背の高い人でも腰を少しかがめる程度で画角を確認することできるのも魅力の一つです。
その他にも、丸型水準器が付いているので、カメラに水準器が付いていない機種でも安心です。
ただ、安定性や平行の微調整などは苦手なので、初心の方や、価格重視で選びたい人向けの軽量三脚といった印象です。
Velbon / ベルボン ファミリー三脚 M45
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Manfrotto マンフロット COMPACTライト三脚4段 フォトキット MKCOMPACTLT
メーカー | Manfrotto / マンフロット |
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重量 | 816g |
推奨積載質量 | 1.5kg |
サイズ | 縮長:398mm 全高:1,310mm 地上最低高:390mm |
その他 | ボール雲台、段数:4段、脚ロック方式:レバーロック式 |
イタリアの世界的三脚メーカー「Manfrotto / マンフロット」から発売されている軽量三脚「COMPACTライト三脚4段 フォトキット」。
価格&軽量&コンパクト重視で選ぶならおすすめ
プロ仕様の三脚からリーズナブルでおしゃれな三脚まで幅広くそろえているマンフロットですが、その中でもコスパ&軽量&コンパクト性重視で造られたのが「マンフロット COMPACTライト三脚4段 フォトキット」。
本体重量が「816g」と超軽量な設計ながら、高さ「1,310mm 」まで上げることができる実用性に優れた仕上がり。
また、持ち運びを重視しているため、収納時にはわずか「398mm 」という驚異的なコンパクトさを実現しています。
ただ、欠点として挙げられるが、カメラを固定する「ボール雲台」の強度。
推奨積載質量は「1.5kg」となっていますが、重量が記載数値より軽かったとしてもボール雲台の角度によっては少しずつ位置がずれる可能性があるとのこと。
使うなら「ミラーレスカメラ+軽量な単焦点レンズ」または「コンパクトデジタルカメラ」のどちらかで利用するのがおすすめです。
とはいえ、安価で軽量な三脚なので価格とのバランスで選ぶなら要チェックです。
Manfrotto マンフロット COMPACTライト三脚4段 フォトキット MKCOMPACTLT
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SLIK スリック デジタルシリーズ トラベル三脚 エアリーS100
メーカー | SLIK / スリック |
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重量 | 750g |
推奨積載質量 | 1.5kg |
サイズ | 縮長:300mm 全高:1,014mm 地上最低高:158mm |
その他 | 自由雲台、クイックシュー、段数:4段、脚ロック方式:レバーロック式 |
プロ向けの三脚を製造している人気の国産メーカーの「SLIK / スリック」から発売されている軽量三脚シリーズの中で最も軽量なのがこちらの「トラベル三脚 エアリーS100」。
軽さと丈夫さを兼ね備えたコンパクトNo1三脚
今回紹介する三脚の中でもっともコンパクトで軽量なのがこちらの「SLIK スリック トラベル三脚 エアリーS100」。
重量はわずか「750g」と今回紹介する中では最軽量。しかも、収納する時の全長は「300mm」と、こちらもめちゃくちゃコンパクト。
登山で活躍するのはもちろん、海外、国内の旅行でも活躍してくれそうな三脚です
そして、機能面では、三脚に取り付け後もすぐに手持ちに切り替えることができる「クイックシュー」を搭載。
携帯性と機能性の両立を徹底的に図って造られた三脚といった印象です。
ただし、デメリットが一つ。全高が1,014mmと低めな点。
全高が低い場合は、わざわざ体をかがめて画面やファインダーを確認する必要があるため、構図を決める時に少し苦戦します。
じっくりと写真を撮りたい方には不向き。
ただ、そんな時は同シリーズで販売されている「エアリーM100」「エアリーL100」などのやや全高が高いタイプも販売されているので、携帯性とのバランスを見ながら選択が可能。
価格、携帯性、機能性のバランスを見るなら一押しの軽量三脚です。
SLIK スリック デジタルシリーズ トラベル三脚 エアリーS100
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SIRUI 三脚 雲台セット T-0Xシリーズ 小型アルミ5段三脚 小型 自由雲台 T-005KX+C-10S
メーカー | SIRUI / シルイ |
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重量 | 1,030g |
推奨積載質量 | 4kg |
サイズ | 縮長:335mm 全高:1,390mm 地上最低高:195mm |
その他 | 自由雲台、段数:5段、脚ロック方式:レバーロック式 |
日本でも少しずつ有名になりつつある中国メーカーの一つ「SIRUI / シルイ」から発売されている軽量三脚「T-0Xシリーズ 小型アルミ5段三脚 小型 自由雲台 T-005KX+C-10S」。
安定性で選ぶなら間違いなくおすすめの軽量三脚
「中国メーカー」と聞くとあまりいいイメージが無い方も多いと思いますが、こちらの「SIRUI / シルイ」は今までの中国製のイメージを払拭してくれるほどコスパの良い三脚メーカー。
特に構造がしっかりと造られているので、足場の悪い環境での撮影におすすめできます。
重量は「1030g」と今回紹介する三脚の中でももっとも重いですが、推奨積載質量は「4kg」となっており「フラッグシップ一眼レフ+望遠ズームレンズ」でも耐えられる構造。
汎用性の高い三脚に仕上がっています。
また、全高は「1,390mm」とギリギリ使いやすい高さをキープしており、逆にローアングルからは「195mm」まで下げることができるので、様々なアングルの景色を写真に納めることができます。
価格も抑えめで販売されているので、一眼レフユーザーの方には俄然おすすめの軽量三脚です。
中国メーカーといっても侮れない時代になってきましたね。
SIRUI 三脚 雲台セット T-0Xシリーズ 小型アルミ5段三脚 小型 自由雲台 T-005KX+C-10S
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Fotopro カーボン三脚 X-Aircross1 MATT BK 4段 22mm
メーカー | 浅岡商会 |
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重量 | 820g |
推奨積載質量 | 2.5kg |
サイズ | 縮長:380mm 全高:1,315mm 地上最低高:380mm |
その他 | 自由雲台、クイックシュー、段数:4段、脚ロック方式:レバーロック式 |
日本初の写真材料店として開業した「浅岡商会」から発売されている「Fotopro カーボン三脚 X-Aircross1 MATT BK 4段 22mm」。
すぐに揺れが収まる、かつ軽量な三脚を求める方におすすめ
「Fotopro カーボン三脚 X-Aircross1 MATT BK 4段 22mm」は、高級な素材として知られるカーボンを使用した三脚で、820gの”超軽量設計”と”揺れがすぐに収まる柔軟性が魅力。
特に野外などで撮影する際、軽量三脚では風の影響を受けやすいというデメリットがありますが、カーボン製の三脚であればすぐに揺れが収まるので撮影の再開も容易になるので、撮影回数を単純に増やすことができます。
ジュラルミンなどの金属製と比べると剛性は高くありませんが、軽量三脚の中では最も優秀です。
ただ、その分価格もかなり高く、ハイアマチュアからプロ向けといった印象が強い三脚でもあります。
「価格よりも失敗しない買い物をしたい」といった方にはおすすめの軽量三脚です。
Fotopro カーボン三脚 X-Aircross1 MATT BK 4段 22mm
Update Date –
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軽量三脚で快適な登山や旅行ライフを
登山や旅行に最適な軽量三脚をご紹介してきましたが、求める三脚は見つかりましたか?
今回は1kg以下ということで非常に軽量な三脚ばかりとなっているので持ち運びには最適です。
是非、登山や旅行などで素敵な写真を撮影してください!
ただ、最後にちょっとだけ注意事項を挙げるなら、今回紹介した三脚は持ち運び用というだけであってその他の用途には向きません。
「物撮り用三脚を探してる」といった方は下記記事を参考にしてみてください。