充実した初日を過ごし、香港2日目の朝。
昨日と比べると霞みがだいぶ晴れ、景色はビル群がしっかりと映るほどに回復。
2日目も朝から活動開始です!(前日は興奮して4時まで寝れず・・・)
初日の様子は「写真で綴る10月の香港旅行記【前編】」をご覧ください。
Contents
香港滞在 -2~3日目-
午前中は建築家ザハ・ハディッド氏が設計した「香港理工大学・ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー」へ向かうため早速ホテルを出発。
と、目的地へ向かう前に小腹が空いたので、ホテル近くにあったスターバックスで朝食。
日本のスターバックのような綺麗なイメージがありましたが、香港のスタバはちょっと雑多な印象。
しかも、妻がお手洗いへ向かうとまさかの“便座無しトイレ”というお尻の衛星面が気になる状態だったので、コーヒーとサンドイッチをいただいたら早々に出発。
あとで知ったのですが、香港のトイレはどこもあまり綺麗ではないとのこと。トイレ事情は日本が最強です。
で、朝食を済ませた後は地下鉄へ。
香港の地下鉄は誰でも簡単に乗れる
ホテルから歩いて5分くらいのところに”Tin Hau Station”という地下鉄の駅があったのでここから電車へ。
日本の地下鉄に似ていますが、地下鉄構内は真っ赤なタイル貼りとなっていて、かなりパンチ効いてます。
しかも、驚いたのがエスカレーターの速さ。
超速いんです。日本のおじいちゃんおばあちゃんが乗ったら降りれない。たぶんこける。
香港人は皆せっかちらしく、この速度が標準らしい・・・。
ちなみにエレベーターも超速い。
切符の購入方法は日本とあまり変わらないので簡単です。改札の近くに切符売り場があるんで、目的地を選んで購入しましょう。
ただ、出てくるチケットは日本と違い、写真のようなカードタイプ。日本のSUICAのような感じで使うんですが、出る時に回収されるんで超エコロジー。
この辺は日本より先走ってますね。
チャージ式の「オクトパスカード」というICカードも用意されていますが、短期なら都度チケット購入で全然問題無いと思います。オクトパスカードはデポジット取られるし。
香港の地下鉄は線路内の侵入できないようになっているので、日本のように人身事故の心配がありません。
社内は日本と少し違って、真ん中に吊り革があります。人は結構多いですね。
社内には現在の走ってる位置が光っている線路図があるので迷わず目的地までいけます。
最寄りの駅に到着したら徒歩で目的地へ。
元々イギリス領だったということもあり、市街地はイギリスっぽい建物も目立ちます。
香港理工大学へ到着!
香港理工大学は超巨大な大学で約16,500人の生徒が在籍。
大学内部へは気軽に入ることができるので、ザハ建築を見たい人にとっては嬉しい限り。
香港の人ってあんまり人のこと気にしないんで、どこに行って気を遣うことがなく快適です。
大学内をウロウロ。
ザハ建築”ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー”へ到着
写真の後ろに移ってる平衡感覚おかしくなってる建物が”ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー”。
3D感半端ないです。もっと寄りで。
SF映画の戦艦みたいなデザイン。未来的というかなんというか。
設計も大変だけど造る人も大変だろうな・・・。
で、「外から見るだけでしょ?」と思われそうですが、中にも入れちゃうんです。
建物の中には学生の研究室や企業が入っているみたい。
日本の大学よりも色々と進んでやっている印象。学生のうちに起業してるのかもしれません。
製作物が展示してあったりするんで意外と楽しめます。
ただ、この日は学祭?みたいな感じで建物内にはほとんど生徒がいなかったんですが、生徒がいると中は見づらい可能性も。
あと、入り口に警備員みたいな人いるんですが、スルーしても全然大丈夫です。
で、お目当てのザハ建築をしっかりと見れたので、友人とランチをするため一度ホテルへ。
帰りの道中は香港の街並みを楽しむ
帰りは別ルートで地下鉄の駅まで向かいます。
天井が黄色い橋など斬新な色使いを色々な場所で見ることができます。
廃墟のような建物、超巨大な木、街中にモスクがあったり、歩いてるだけで十分楽しめます。
ホテル”リトルタイハング”へ到着
「写真で綴る10月の香港旅行記【前編】」で一度ご紹介してるんですが、せっかくなので。
とてもおしゃれで心地の良いホテルなので「LITTLE TAI HANG -HOTEL & SERVICED APARTMENT-」に興味のある方は是非。
ちなみに、私たちは「agoda / アゴダ公式サイト」で予約しました。
点心の有名店でランチ
ランチで伺ったのは、「陸羽茶室」という超有名店(連れていかれたので店名が曖昧・・・たぶんこの店です。)
日本の芸能人もご用達のお店ということで、連日長蛇の列になるとか。
ただ、この日は運が良く、午後1時に伺ったときにはお店が空いていて、すぐに席につくことができました。
メニューを見る限り値段は結構高めでしたが、旅行なんで気にせずガンガン頼んじゃいます。
↑ お肉の入った揚げ饅頭みたいなやつ。超ジューシーで激うま。
↑ 定番の青菜炒め。友人いわくここのは上品らしい。箸休めにちょうどよい。
↑ 日本人も大好き「腸粉」と海老の点心。プリプリで悶絶。
↑ 日本では「もみじ」と呼ばれるニワトリの手の部分。日本人は見た目がグロイので食べる人は少ないですが、香港ではポピュラーとのこと。
ゼラチン質で臭みも無く、ピリ辛の味が上手かった。
↑ そして、最後はアワビと海老の点心。アワビの歯ごたえと海老のプリプリ感がコラボ。もう最高。
その他にも小籠包やデザートなどもいただきました。
4人で約18,000円ぐらいだったのでかなり高級ですが、現地の友人も「点心ならここがダントツで旨い」と言っていたので、予算に余裕があるならおすすめです。
2階建ての路面電車「トラム」で移動
ここからは香港ならではの路面電車「トラム」に乗って移動。
2階に登ると眺望が良いのでおすすめ。
香港のビル群。日本ではまず見れない光景。
トラム同士はスレスレですれ違うので手とか出してたら怪我するんで要注意。
しかも、日本の路面電車とは違い、線路内を車がガンガン走ります。これで事故らない香港すごいわ。
先頭の座席に座るのがおすすめ。
中環(central)へ到着したら徒歩で散策
トラムを降りたら徒歩で移動。
香港は坂道が多いのでスニーカーで歩きまくるのがいいです。ヒールとか革靴とかだと足がゴリゴリになるよ。
この日は、ハロウィン間近ということもあり、すごい人の数。通常はこんなに人いないらしんですが・・・写真撮りづらい。
まず最初は「旧中環警察署群跡」として観光名所となっている文化複合施設「大館」へ。
かなり広い施設なので真面目に見ると2~3時間ぐらいは余裕でかかります。あと、激混みだったので早々に退散。
建物自体はカッコいいので、人が少ない時に行けば結構楽しそう。
次は香港でもっとも有名と言われているミルクティーのお店「蘭芳園 / ランフォンユン」。
日本よりも濃いめのミルクティーとなっており、甘みとセイロンティーのバランス絶妙。
というのも、1杯1杯お店の方が紅茶の濃さを調整してだしてくれてるとのこと。
ちょっとした休憩にちょうどよい場所です。イートインスペースもあり、ご飯も食べることができるので小腹空いた時にもいいですね。
香港のローカル市場がある通りへ。
肉、魚、野菜、フルーツなどが色々と並べられています。
その後はローカルな裏通りをウロウロと。
香港に生えている木が特に独特で、コンクリートとかお構いなしに浸食しています。
そして最後に行ったのが「文武廊」という、文学の神で「文昌帝君」と三国志の関羽としてご存知の方も多い「関聖帝君」が祀られているというお寺。
お寺の中にはすさまじい量の線香が焚いてあるため、軽い呼吸困難になりました。マジで。
20~100ドルくらいで線香を購入してお供えすることもできるんですが、大きいサイズだとお供えの方法が色々とあるんで、意外と時間かかります。
とはいえ、お寺の人が親切に教えてくれるので、せっかくならお祈りしておくのもいいですよ。
ちなみに、購入してお供えした線香を、お寺の人が1分後にゴミ箱へぶん投げてました。
通常なら「え?!!」とドン引くところですが、香港2日目の私たちはもう全然気になりません。
街歩いてるだけで日本とは全く違う世界観が広がってるのでなぜか心が広くなります。(人にぶつかるとかも平気になります。)
人への気遣いで疲れてしまった人は是非香港へ。マジでちょっとだけ価値観変わります。
最後の夜は香港で最も高い山「ビクトリアピーク」へ
最後に連れて行ってもらったのは、香港で超有名な観光名所「ビクトリアピーク」。
歩いて1時間くらいで登ることもできるんですが、時間が無かったんで今回はタクシーで。
約80ドル(1200円くらい)で到着できたんで全然リーズナブル。
頂上付近に展望台があるんですが観光客が激混みなので、友人おすすめのスポットへ移動。
多少人がいましたがなんとか香港の街を一望できる場所を確保。
うーん。霞んでる。
街並みすごいんですが、香港は日によってはめっちゃ霞んでるのが欠点・・・。
もうすぐ日の入りなので、このまま夜になるのを待ちます。
霞みも少し晴れてきてゆっくりとビルの明かりも点灯していきます。
もう少し待っていればもっと明かりが多くなるんですが、ディナーの時間があるのでこの辺で撤収。
その後はタクシーに20分ぐらい並んで下山します。
ここで2日目は終了。クタクタになって香港のローカルのお店で食事して酒飲んで、ホテル帰って風呂入って爆睡。
香港旅行3日目は香港エクスプレスで日本へ帰国!
最終日は、12時55分のフライト、ボーディングが12時25分締め切りなので観光する暇もなく空港へ。
香港空港でゆっくりご飯食べてたら、ボーディングタイムの10分までにゲートに到着。ギリギリ間に合い無事帰国。
福岡でもつ鍋食べて広島の自宅へ。
最後に帰国する際の香港エクスプレスに関する注意する点を。
香港から香港エクスプレスで帰る時に気を付けること
香港エクスプレスの搭乗ゲート(サテライト・コンコース)は、LCCということもありめっちゃ遠いです。
第1ターミナルでゆっくりご飯食べてて、友人のアテンドで40分前に移動開始したもののゲートに到着したのは締め切り10分前。
慣れてる人の案内があってこのぐらいの時間なので、慣れてなかったら1時間ぐらい余裕みないと絶対乗り遅れます。
しかも、ゲートからバスで飛行機まで移動するので、バスに乗り遅れたら終了です。
「あとは帰るだけ!お土産ー!」ってテンション上げてるとマジでやられるんで気を付けてください。
香港旅行まとめ
今回は2泊3日の弾丸香港旅行でしたが、友人のアテンドもありとても充実した香港旅行を楽しむことができました。
やはり日本とは文化が大きく違うため、戸惑うことも色々とありますが、事前に少し現地の文化や人種の特徴などを勉強していくことで、意外と動じず快適に過ごすことができるようになります。
「郷に入っては郷に従え」とまでは言いませんが、現地のスタイルに合わせて過ごすのが香港旅行を楽しむ秘訣かもしれません。
※ 現地の人に話かけると「あ?!あ?!」って言われますがこれは普通のことです。怒っているわけではありません。日本で言うところの「ん?」ぐらいのノリです。動じずしっかりと言いたいことは伝えましょう。)
香港は全世界から様々な人種の人が訪れている有名な都市です。
日本人みたいに細かく気にする人はいないので、現地のノリで好き勝手やって楽しみましょう!