「香港に遊びにきんちゃいや(広島弁)」
そんな香港在住の友人の一言で、あれよあれよと香港行きが決まり、10月の香港へ夫婦2人で行ってきました。
漠然と「香港って都会だよなー」ぐらいにしか思っていなかったのですが、想像以上にヤバくて(いい意味で)美味しい(飯がうまい)ところだったので、これから香港旅行を計画している人は是非参考に。
写真中心に香港での注意点なども紹介していくので、なんとなーく「香港って面白そう!」感じていただけると嬉しいです。
では早速、香港の魅力をご紹介していきましょう!
Contents
いざ香港へ出発 > 広島→福岡空港→香港
今回は、広島の自宅をタクシーで出発し、新幹線に乗り込み、そのあと飛行機で香港まで行く乗り継ぎ満載の大冒険的な旅行。
実際にかかった時間は、広島の自宅を8時半に出発 → 香港への到着が15時半。
ただ、香港は日本より1時間ほど遅いので、日本時間で計算すると16時半到着になります。
「海外へ旅行!」と考えると全然許容範囲かな。
旅行会社はLCC香港エクスプレス
今回の香港旅行で利用した航空会社はLCCで人気の「香港エクスプレス」。
タイミングが良ければ「10円キャンペーン」というとんでもない価格で航空チケットを提供してくれたりします。
ただ、今回は残念ながらタイミングが合わず・・・行きは正規料金、帰りは6割ぐらいの価格で購入できました。
金額は2人で「約56,000円」。
座席だけなら片道1万円(1人)ぐらいなんですが、手荷物を預けたり、座席指定したりすると少しずつ金額がプラスされていくのでこのぐらいの金額に。
新幹線の代金も入れると7万円ぐらいになります。
とはいえ、大手のツアーで行くより到着時間が早いので全然いいです。ホテルも自分で選べるし。
ちなみに、香港エクスプレスは広島空港からも出てるんですが、曜日と時間が良くないんであまりおすすめしません。
香港エクスプレスを利用する時に気を付けること
最後に香港エクスプレスを使う時の注意点を少しだけ。
- 機内持ち込みの手荷物は1人2個まで
- 機内での飲食は基本禁止
- 機内で購入したモノのみ飲食が可能
- シートが狭いので大柄な男性はきつい
上記は規則として説明されている内容が主ですが、実際はあまり厳しくないので飲み物とか機内に持ち込み可能です。
香港に到着してからの飲み物も考えると持って行った方が無難です。
ちなみに、私たち夫婦は持ち込んで飲んでました。(ごめんなさい)
香港へ到着! – 1日目 –
3時間半後。
香港国際空港へ到着!!
一路、入国審査へ。
中国語と英語が入り混じる中、キョロキョロと看板を探しながら歩くこと5分。
入国審査ゲートを発見するも、入国審査カードを書いていないことに気づき、審査の前にせっせと書く。(ボールペンを持っていくのを忘れてしまって機内で書けず・・・)
記入欄の枠が小さいので、日本の住所とかもう適当。「Hiroshima-shi」とかこんなスペースに書けるかコノヤロー。(しかも実際に全然チェックされない)
そして、いざ入国審査ゲートへ行ったのですが驚くほどゆるい。
パスポートチェックは大体1人ずつさせられますが、香港は2人同時でOK。
そんでパスポート見て「‥‥‥This is You??」とかヘラヘラしながら言ってくる。最高。
無事入国し、真っ先に向かったのはセブンイレブン。お腹空いたんでカニ入りサンドイッチを購入して食べる。日本のコンビニとほとんど変わりなし。
香港市街地のホテルへ移動
ホテルまでに移動は香港エアポートエクスプレスという電車に乗って約20分。
ちなみに、この「香港エアポートエクスプレス」のチケットは下記サイトから日本で購入可能。
しかも割引価格で購入できるので、現地でワタワタするより全然いいです。
購入するとQRコードが送られてくるんで、それを保存しておいて、改札ゲートにあるQRコードを読み込む機械へタッチするとゲートが開きます。
ここで注意して欲しいのがスマホの画面の明るさ。画面が暗いとQRコードを全然読み取ってくれないんで焦ります。(実際にパニクッてる日本人いました)
あと「香港エアポートエクスプレス」は、現地で「機場快線」って表記されてます。「香港エアポートエクスプレス」ってどこにも書いてないんで覚えておくとよいです。
香港駅に到着!
香港駅に到着したら改札があるんでQRコードをピッとやって出ましょう。空港から乗る時はゲートが無いので降りる時だけでOKです。
そして、目の前にあるタクシー乗り場へ。広東語で「的士」と書いてあります。
香港のタクシーは、昔日本で使われていたクルマを持ってきてるらしくオンボロ車が多い印象。
ちなみに、親切なドライバーさんもいれば、めちゃくちゃ態度の悪い人もいるし、そして、たまにボッタクられる。
私たちの時は、タクシーメーターの横の「Extra」と記載されているところが「6」になってたんで「なんだろう?」と思ってたら、降りる時にメーターの金額にプラスされてました。
あとで友人に聞いたら「トランク使った?たぶんトランク代だよ」と言われたものの、車内にスーツケースいれたからトランク使ってねーわ。と思ったところでボッタクリが発覚しました。
まぁ、6ドルは香港ドルでの話なので90円くらいかな?早速やられたぜい。
んでホテル名を告げて到着かと思いきや、ホテル全然わかんないみたい。
スマホでホテルの住所を見せて「Do you know?」と聞いたところ、ちょっと画面見て「あ!?あ!?あーあー…(スマホで電話しはじめる)」という超不安な返答。
その後ハンズフリーで誰かと話ながら、タクシーはホテルへと車を走らせます。
(たぶん知り合いに場所聞いてた)
ホテル付近へ到着!
そして、なんだかんだホテル付近へ到着。(ホテル前ではありません。)
「ここでいいか?」的な言語を話されたので「OK!!Thank you!!」といって、ちゃっちゃと降りたのはいいけどホテルがどこか分からない。
しかも、Wifi繋がってないからGoogleMapも使えない。でウロウロしてたとこに警察官いたんで住所見せて「ここどこ?」って聞いたら優しく教えてくれました。
ホテル”リトルタイハング”へ到着!
タクシーで降りたところから歩いて約2分。
香港での滞在は「LITTLE TAI HANG -HOTEL & SERVICED APARTMENT-」という長期滞在者向けのホテル。
2泊しかしませんが、おしゃれな内装と雰囲気を気に入りウチの奥さん即決。
入り口からおっしゃれー!
部屋の窓は全面ガラス張りなので景色が超いいんです。
トイレも綺麗。水圧は弱めかな。
風呂の壁もガラス張り。タイル張りの浴槽にお湯をためれるので、毎日風呂に浸かってました。
見られたくない場合はガラスをロールスクリーンで隠すこともできますが、夜景を見ながら風呂なんてのもええなー。
ホテル内で展示などをやっていたりもするので、アート関係のインテリアは豊富な印象。
おしゃれで居心地の良い空間ですねー。
香港の夜の街へ
友人と合流しアテンドされながら香港の中環(セントラル)へ。
海を渡るんですが、今回は友人おすすめのフェリーで。片道2ドル(約30円)と激安なので超便利。
香港の街を海から見ることができるので超綺麗なんですが、この日はちょっと霞んでたみたい・・・。
で、到着しました上海蟹!じゃなくてレストラン!
上海蟹が食べられる”滬江大飯店 尖沙咀店”へ到着!
友人に「上海蟹が食いたい!」というリクエストをしていたので上海蟹づくしのこちらのお店へ連れてってもらいました。
地元の人が中心ですが、観光客もチラホラ。日本人にも知られているお店らしく英語でもOKとのこと。
で、中国といえば青島ビール!乾杯!
前菜は蟹とフカヒレのスープから始まったんですが、酒と食事に夢中でもう写真撮ってません。撮ってる分だけどうぞ。
蟹身が入った小籠包。現地の友人も絶賛。うまかったー。
メインの上海蟹。生の状態を持ってきてくれて「これでいいか?」と聞いてくれます。
友人は「これ小さいからダメ。もっとでかいの持ってきて。」とまさかのダメ出しで、ワンサイズ大きいモノへ。
上海蟹は初めて食べましたが、史上最高にうまかった。手や口が汚れようがお構いなしでしゃぶりつく感じ。
こんなにも蟹をほじくり出して食べたのは初めてでした。もうすでに食べたい。
シーズンによっては食べられないこともあるので、行くときは事前に上海蟹のシーズンを調べてからどうぞ。
こちらは蟹あんがかかった蒸篭蒸し。これもまたうまいんですー。
右に添えてあるのは”青菜炒め”なんですが、ブロッコリーとほうれん草のを掛け合わせたような野菜でクセがなく、これもまたうまい。現地ではどこの店にもあるポピュラーな食べ物とのこと。
最後はデザート。甘い汁の中にあんこが入ったモチが浮いています。
つるんとした食感で、これもまた美味しいー。
写真を撮り忘れた料理もあったんですが、上海蟹のコースはだいだいこんな感じ。
店出る時はかなり行列が出来てたんで、行くときは予約してった方が無難かも。
CCB(Asia)香港ワイン&ダイン・フェスティバルへ
レストランを出て最後に向かったのがアジア最大級のワインイベント「CCB(Asia)香港ワイン&ダイン・フェスティバル」。
世界各国のワインを少しずつ楽しめるとあって人がめちゃめちゃいます。
タパスやチーズ、生ハムなどがあるのはもちろんですが、日本のブースも出店していて焼き鳥なんかも食べられます。
ワインを2~3杯くらい飲んだところで、初日の限界を迎えました。
そこからはタクシーでホテルへ帰ろうとするんですが、タクシー捕まえるのに約1時間。
香港のタクシー事情はまじで難しい。混雑しているタクシー乗り場だと日本人が乗るのは不可能かも・・・なぐらい大変なんでタクシーが捕まらなかったら大人しく地下鉄で帰りましょう。
香港の初日終了!
↑宿泊したホテルの部屋から見える夜景
移動時間8時間。現地での活動時間8時間のハードスケジュールでしたが、友人のアテンドのおかげもあって充実した初日。
2日目からは香港の街散策と、世界的に有名な建築家ザハ・ハディッド氏が設計した「香港理工大学・ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー」を見に行く予定。
2日目と3日目の様子は「写真で綴る10月の香港旅行記【後編】」をご覧ください!