新シリーズ。「日本酒飲んでみた」
広島在住の日本酒大好きトシが飲んだ日本酒を写真と一緒に紹介していくこちらの新シリーズ。
家族、知人からいただいた日本酒、居酒屋で飲んだ日本酒、酒屋で購入した日本酒など、様々な日本酒を紹介していきたいと思います。
そのうち、美味しい日本酒のまとめなども作成していくので、日本酒好きな方は是非チェックしてみてください。
※あくまで個人的な感想ですので「表現が間違ってる」なんてのはご遠慮ください。
それでは早速、妻の実家からお土産にいただいた「白隠正宗(はくいんまさむね)29BY新酒 誉富士生原酒」を紹介していきましょう。
白隠正宗(はくいんまさむね)ってどこのお酒?
静岡県沼津市にある高嶋酒造が造り出す日本酒
「静岡県の日本酒と言えば?」と聞かれた時に多くの人が思い浮かべるのが「磯自慢」だと思いますが、「地元の素材にこだわってお酒造りを行っている酒造と言えば」と聞かれたら間違いなく言えるのが「高嶋酒造さん」。
若き社長「高嶋一孝さん」の代になってからは、「駿東産山田錦」、「富士誉」など静岡県産のお米にこだわった日本酒造りを行っているだけではなく、現在では「NEW-5」と呼ばる静岡酵母だけを使っています。
また、日本酒の命とも言える水には、地下150mから汲み上げた”富士の雪解け水”を使用。原材料すべてが静岡県というこだわったお酒に仕上がっています。
静岡県の旅行に伺った際のお土産にもピッタリのお酒です。
白隠正宗 29BY新酒 誉富士生原酒の味はどんな?
原料米 | 誉富士 100% |
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精米歩合 | 60% |
アルコール度数 | 16度 |
酵母 | 静岡酵母 NEW-5 |
高嶋酒造さんからは吟醸酒を中心とした色々な種類のお酒が販売されていますが今回飲んだのは、平成29年に収穫された静岡県産「富士誉」を100%使用して造られた新米新酒。生原酒となっているので冷蔵保存必須。
肝心の味わいは、”新米新酒&生酒”ということでフレッシュ感のある味わいを想像していましたが、実際の味は「口に含んだ瞬間はスッキリ感があるもののどっしりとした余韻が残るやや甘みのあるお酒」といった感じで完全に想定外。
香りは控えめなので食事に合わせやすく食中酒としておすすめ。
妻的には「フレッシュ感のあるフルーティーな味を期待していた」とのことで軽く発狂してましたが、生原酒ということもあり日本酒らしい仕上りとなっています。
日本酒初心者よりも、色々な日本酒を楽しんでいる“中級~上級者向けの日本酒”といった印象です。
また、日本酒のアルコール感もしっかりとあるので年配の方でお酒が好きなら間違いなく喜びますね。
季節限定なので早々に販売が終了してしまいますが、新酒はまだまだ熟成前のお酒なので、その年のお酒の出来を予想することができる唯一の日本酒とも言えます。
ということは、「新酒が美味しければその年の後半に販売される日本酒は美味しく出来上がるかも・・・・?」。
静岡を代表する日本酒の1本
今回は、静岡県沼津で造られる「白隠正宗(はくいんまさむね)29BY新酒 誉富士生原酒」を飲んでみましたが、生酒らしい荒々しさを残しながらも日本酒らしいアルコール感のある上級者向けの美味しいお酒でした。
近年流行しているフルーティーなタイプでは決して感じることができない、日本酒らしいしっかりとした味わいを体感することができます。
静岡に寄った際は「白隠正宗」をお土産で!
PHOTO | TOSHI |
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CAMERA | Canon 5d Mark4 |
LENS | Canon EF35mm F2 IS USM |